(新)八草きよぴ(kiyop)非公式モリゾー愛ブログだトン

ジンベエザメぬいぐるみの綿増量手術




我が家にやってきた体長約85cmのジンベエザメの大きなぬいぐるみの菊ちゃん。
夜寝るときに抱き枕のように抱いて寝ると寝つきが早いような気もしてしますが、それはともかく、どうも全体的に綿が少なく柔らかすぎるような気がします。



特に尾びれの付け根の部分が特にひどくて??綿が全く入っていない。
構造上仕方がない部分もあるのかもですが、尾びれがねじ曲がってしまい今一つサメらしさが・・

よってここで綿増量手術を行うことにしました!!

といっても「私失敗しないので!」ならよいのですが「私失敗しそうで!」不安です。失敗して元に戻せなくなったら大変

オペをはじめるには勇気がいりますが、思い切ってはじめます


ジンベエ~♪楽ありゃ苦もあるさ~♪♪



何か嫌な予感がするな・・



うわぁ!何を・・僕はレッドリストに登録された絶滅危惧種ですよ。僕を殺すのは人道に反します!!・・zzz



zzzzz・・・・・

ということで麻酔で寝てもらいオペスタート

この手のぬいぐるみの作り方は一般的に

外皮(スキン)の袋をミシンで縫って作る→その際に一定程度は縫わずに綿を入れる口を開けておく→綿を入れた後に残しておいた口を手縫いで縫って閉める

なので理論上としては手縫いで縫ってある部分を探して、そこの糸を外して口を開けて綿を入れて再び縫って閉めればよいのですが、その手縫いの部分がよくわからない。


第二背びれと尾びれの間の部分、ここが手縫いポイントのような気がしますがそうでもないような・・。
明確にわかりませんが、ここが一番綿を入れたい尾びれの付け根の上の部分に近いのでここを開けることにします。


このように先端がU字型になっているような道具を使い糸を切っていきます。切りすぎないように要注意。


第2背びれから尾ひれの間、約8cmほど開きました。


中身は普通の白い綿のよう。



ここでこの手芸用の綿を入れていきます。
これは100g入り。買ってきた状態では少なそうですが、袋を開けると3倍ぐらいに膨らみます。値段は手芸店で400円。
ユザワヤなど量販店ではもう少し安いのも売ってました。綿の種類も色々ありますが、やはりいい綿を使いたいですね。

綿は大きめにちぎって入れる前に手で膨らませてから入れていきます。



綿を入れる合間にこのフェルトをハート形に切ったもの(実はヤマトンを作ったときの端切れ)をお守り代わりに入れておきます。
神社のお守りを入れるとかも考えたのですがどうするか決まらなくて・・


フェルト生地にボールペンで書いたので上手く書けないです・・。器用な人だと文字を刺繍するのかもですがそこまでの技量はなく・・。

綿をちょうどいいところまで入れるのですが、このちょうどいい分量が難しい。入れながら触り具合とかを試しながらですね。尾びれの付け根辺りから入れているので頭の方にはなかなか回らないです。
奥の方に詰める際は棒のようなもので押し込みます。

あまり入れすぎると身体が硬くなって椅子に座らせたり出来なくなるので要注意。もっともサメが椅子に座るはリアルじゃないといえるので、サメとしてのリアルさと擬人化した楽しさとどちらを取るか・・。またパンパンに詰めると外皮の布の負荷が大きくなって縫い目や布自体に負担がかかるので要注意です。

私は結局70gほど入れました。



そして最後に口を手縫いで縫い合わせます。
ここでこのカーブ針という曲がった針を使います。
このセットはユザワヤで約320円。太い針だと麻袋の補修もできるそう

この縫い合わせる行程が一苦労。ここが一番難しく時間がかかりますがここで失敗したらタイヘン・・。縫い方を文章で説明するのは難しいので、ここはネット検索でやり方を解説しているサイトなどを見てください。


元々の糸が通ってた部分がうっすらわかるので、その場所を参考に縫い合わせていきます。元は白い糸ですが自分が縫った部分が分かるように紺色の糸で縫いました。

元々の糸を切っているのでこの部分からほつれることを防ぐために、開けた口の両端の部分に木工用ボンドを塗って補強しておきます。



縫い目の部分は近くで見なければ・・まぁ80点の出来といえるでしょうか
尾びれの付け根に綿を詰めたので尾びれがぴんと張ってサメらしくなりましたね。

ただこの部分は弱くなっている可能性が高いので洗濯などが要注意。手洗いで丁寧に洗わないとですね。



ふぅ~よく寝たなぁ。下半身が重くなったような気が


これで終了・・ですがやはり素人仕事。細かく見るとイマイチな部分や綿を足した後ろ半身は触りごこちの平滑さが悪くなったような気も・・。

ここまでやっておいて言うのもなんですが、多少仕上がりが悪くなっても自分で手をかけたことも愛着の一つだと思えないなら止めておいた方がいいかも。
また強度が弱くなる可能性が高いので、子供が遊ぶ用や自分以外の人が触るのなら要注意ですね。

ということで、とりあえず成功したジンベエザメ菊ちゃんのオペでした。半分ぐらい縫ったところで糸を切ってやり直したりしたので、所要時間約3時間かかってしまいました。

実際に手持ちぬいぐるみの綿増量などに挑戦する時は詳しく書いたサイトなどもあるので色々検索して調べてみてから、道具を準備して時間がある時にやるのがお勧めです。


2020/12/22 23:34(JST)

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