夏休み自由研究スペシャル??」の宝くじの当選確率の話題の3回目です。1回目では通常宝くじの当選確率、2回目ではサッカーくじ、totoのBIGシリーズと通常totoの当選確率について見てきました。
3回目の今回はまとめとして「中額当選狙いではどれを買うのが一番当選しやすいのか?」をまとめていきます。
1回目と2回目で、以下の宝くじ5種類とサッカーくじ3種類、合計8種類の当選確率を調べてみました。
まずそれぞれについで簡単に整理します。

オーソドックスな100円宝くじ。1等賞金は10000万円

こちらも100円宝くじなものの、1等賞金は2000万円

地方自治宝くじなものの、1枚200円のくじ。1等賞金は6000万円

1等6000万円20本が売りのサマージャンボミニ。1枚300円

1等前後賞6億円が話題の有名なサマージャンボ。1枚300円

1等6億円(キャリーオーバー含め)と高額さが話題のくじ。9月6日締切分は1等10億をPR!。1口300円

1等数千万円とBIGシリーズでは中堅のくじ。1口200円

1等80~100万円とBIGシリーズでは一番手堅い?くじ。1口200円
この8種類の金額別当選確率を調べると以下の通りになります
(詳細、各等級別当選確率は前回までのその1・その2の記事を参照)

空欄は賞金額に対応する等級がないもの。当選確率は左枠と同じ
この表は1枚(1口)当たりの当選確率。
宝くじ、サッカーくじ共に種類ごとに1枚(1口)100~300円と差があります。同じ予算なら単価が安いくじほど沢山の口数を買うことが出来ます。
購入金額比当選確率として「同じ予算で買うとしてどれが一番当選確率が高いのか?」を調べてみます。
例えば予算200円だと300円のくじは1口も買えないので、今回は100・200・300円の最小公倍数である600円を予算とした場合の当選確率を調べます。
予算600円の場合、100円クジは6枚、200円くじは3枚、300円くじは2枚買うことが出来ます。なので上の表の1枚(口)当りの当選確率を、100円くじは6倍、200円くじは3倍、300円くじは2倍してみるとすると・・・

黄色枠は金額帯別の当選確率1位。水色枠は当選確率最下位。
こうしてまとめて見ると、10万円以上当選、100万円以上当選ともにこれを買えば一番

BIG1000やminiBIGは一見確率が良さそうですが、1万円以下や1000円以下の当選確率が100・200円宝くじに較べると今ひとつ。
購入金額相当の末等が10分の1(10%)、下か2つ目の等級が1000円台の当選金額で100分の1(1%)で設定されている宝くじに較べると、末等が1000円台で130~140分の1(0.7%程度)止まりのBIG1000・miniBIGはどうしても不利になってしまいます。
末等や下から2つ目等の当選でもいいから手堅く行きたいのか、それとも中額当選での当選確率を最重視するのか、作戦を練るのが肝要そうです。
前回書いたようにBIGシリーズの当選確率はあくまで理論値で実際には0や2ばかりの券は、実質確率は下がりそうとかそういう要素を考慮すると100円宝くじが無難ともいえますが、判断が難しいですね。


1000万円以上、10万円以上、1万円以上の3区分でワースト1の当選確率。
賞金総額(販売額の50%)のうちの、76%を1等に配分するというまさに「1等に当らなければ意味がない」ような設計のくじ。1等6億1本勝負のつもりでないなら他のくじの検討を。
ただ100万円以上(2等狙い)の当選確率はまずまずなので、億円当選の夢を見ながら2等狙いでたまに買うのも一案かも??また9月6日締切のように1等10億円(6億円超)が出ている時などに、話の種にイベント的に少し買ってみるとか?

ジャンボ宝くじに較べて1等賞金も低め。一見中額狙いには良さそうですが、実際の当選確率は中額狙いでは散々なもの。100万円以上でジャンボに負ける他、頼みの1等6000万円狙いでも同時期発売の200円関中東くじに負ける確率。これを買うぐらいなら、まだ高額当選の夢を見ながら通常ジャンボの方を買った方がいいと思います。
ジャンボミニはシーズンによって当選金額や本数に変化があるようなので、今年秋冬以降の発売時に当選確率が違ってくる可能性が大なので要注意。その都度購入前に当選確率を検討した方が良さそうです。
後述しますが、宝くじ自体回毎で各等の当選金額や本数が変わるので、100円・200円くじでもひょっこり「買ってはいけない」レベルのくじが登場する可能性があるのも注意かも。


今回は100円くじ2種類、200円くじ1種類の当選確率を計算しましたが、これらのくじは発売回ごとに1等以下各等級の当選金額・本数の配分が違っています。それにより当選確率も変わってきます。
宝くじ公式サイト>地域別発売スケジュール
http://www.takarakuji-official.jp/purchaser/schedule/index.html
公式サイト内のページで当月来月の発売スケジュールと、単価・当せん金・本数が確認できます。
こちらのサイトをざっと見て、自分の目標金額辺りに多め本数が設定されているのを買うのが、当選確率を上げるコツなのかなと。
ただ当選確率の計算に必要な発売枚数がネット上では掲載されているのを発見できませんでしたが、末等の当選本数の10倍と推定できるかなと。


2014年9月17日~9月30日発売の、2322回関・中・東くじ
1万分の1の確率(0.01%)で2等7万円が設定されているので中低額狙いなら結構良さそう??

ということで宝くじ、totoBIGシリーズの当選確率について色々見てみましたが・・・・
この結果を踏まえて私ならどう買うのか?というのを考えてみると
私の場合出来るだけ手堅くいきたいので1000万円は無理でも100万、それが無理でも10万、せめて1万でも・・・・汗。という「小額でもいいから当って欲しい」ということで、小額の当選確率が高い100円宝くじを中心に。そして100万円狙いで、1等約100万円が高率で設定されているminiBIGも時々買う形で。
仮に月予算1000円とした場合、100万円当選を狙いつつminiBIGを2口400円、残り600円を100円宝くじで中小額での当選確率がよいタイプ(1等金額が1000万or以下のもの)を買う配分でいってみようかなと。
ということで3回に分けて宝くじ・サッカーくじの当選確率を調べてみましたが・・・、「夢を買う」ということで、細かい部分には触れない方が良かったかも?と思う部分も多少はありましたが、調べてみるとなかなか面白いというか。久しぶりに色々な計算をしたり頭を使ったような気も

これで瀬戸大学の単位も大丈夫カナ??

私はスクラッチくじやナンバーズ・ロトはなんとなく好きではないのであまり買ったことがない。ということで、今回は調査対象にはしませんでしたが、スクラッチくじでは1等100万や30万円の中額なものが時々発売されているようです。
となると実は中額狙いではスクラッチくじが1番かも

続編を書きました。まずは2016年4月に登場した100円BIGの紹介
<次回に続く>
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2014/8/25 23:45(JST)
2016/7/5文末追記
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