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09年9月台湾の旅(その19・渓湖糖廠へ)

前回から続く

さて彰化駅で列車を降りて、最初の目的地は「渓湖糖廠」という砂糖工場
ここは「以前の計画編の記事」で書いた、
さとうきび輸送などで活躍した専用線を復活させて観光列車を走らせている。
という場所のうちの一つです。

このような場所は台湾内に何箇所かあるものの、いずれも中南部に位置していて私が調べた限り台北から最も近いのが、この「渓湖糖廠」のようです。

嘉さんの親戚のおばさんに車で迎えに来てもらっていて、ここからは車で送ってもらうことに。
本来はここで自己紹介をしつつ「よろしくお願いします」とかいうべきだと思うのですが、勉強不足がすぎる私には無理。
もう、かなり恐縮な状態です。

ちなみに、私と嘉さん、親戚のおばさんと嘉さんのいとこの子2人で5人
ここでみんなが話しているのは、台湾語という中国語(台湾華語)とは別の言葉。

嘉さんいわく、台湾語は家で話す言葉。で中国語は仕事の時や友達と話す言葉なんだそうで・・。
台湾語は書けない言葉が沢山あるので、普通は書かないそうです。

それはともかく日本語しか話せない私にとって、もはや嘉さんが3つの言語を普通に話せるというのは、びっくりというか驚異です。



彰化から渓湖への沿道への風景
この写真の辺りは、彰化~渓湖の間で一番閑散としている付近

彰化の街は台北に較べれば地方の街と感じる街並みですが、日本の地方都市に較べれば街は栄えていて、活気があるように感じます。
気のせいか「檳榔」の看板を出した店を良く見るような・・・


彰化はこのあたりでは中心の街だそうですが、渓湖に到るまで閑散とした「田舎の風景」になる場所がないのが印象的です。

渓湖の街も思っていた以上には大きいようで
「あれあれ?このままだと行き過ぎちゃいそう」
と思うぐらい走って、目的の渓湖糖廠に到着です。彰化から約35分でした。


ちなみにバスで来る場合の最寄駅は彰化の少し先、員林駅だそうです。




渓湖糖廠の正門?
「渓湖糖廠五分車之旅」と書かれたSLの写真入りの看板が目を引きます。




構内の案内図には広大なヤードが描かれていて、往時は相当な規模の施設だったことが伺えます。




入口付近には小型のディーゼル機関車が展示されていて、それらしい雰囲気が?
案内図どおり構内はかなり広い様子。

2枚目の写真の「五分車の看板」がなければ、ここから観光列車が出るとは知らないと分からないんじゃ?
と思うような場所です。



構内のあちこちに機関車や貨車・客車などが置かれていて、見ているだけで興味深いですね。




まずはおやつということで、みんなでアイスを食べます。
砂糖工場の直売所だけあって、街中で買うアイスに較べて自然な甘みで美味しい。

ここに到着したのは11時10分過ぎ。
(11時20分発がありますが、乗場が離れているのでちょっと無理)



嘉さんに「次の列車は13時発だけど、列車に乗りたいですか?」と聞かれて

「そりゃもう」という状態ですね




時間があるので、併設のレストランでバイキングの昼食を食べることに。
この写真は1回戦

しかし折角のバイキングなのに、どうもあまり量を食べれないのが残念・・・。
風邪気味だったのは治ったはずなのに。




五分車の切符売場
切符売場も貨車の車体




切符売場に掲示されていた案内
五分車(トロッコ列車)は土日は9:00~16:30に7往復運転
平日は団体と予約のみ
値段は大人100元

渓湖駅~濁水駅まで。全行程(往復??)7キロ・所要45分

などと記されています。

成人100元・国中・小(中学・小学生)80元のように区分されていますが、台湾鉄道の運賃も先ほどのバイキングも身長基準で「140センチ以下は子供料金」のように規定されていたのに、五分車は身長基準じゃないのは不思議な感じがします。




時刻表の詳細
11時20分発と14時10分発はSL(蒸気火車)
それ以外はディーゼル機関車(柴油火車)

ですが、別の掲示によれば「蒸気火車は故障修復中につき、終日運転中止」だそうです。


次回に続く

10/31 0:39UP
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