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房総半島横断とアクアライン(その3)アクアラインを初体験

前回から続く

さて五井からは113系の内房線に乗車して木更津に出ます。ここでアクアラインバスに乗り換える作戦です。
浜金谷まで出てフェリーで久里浜に渡るルートと迷ったのですが、「浜金谷~久里浜」のフェリーは結構乗ったことがあるもののアクアラインはまだなのと、川崎に寄りたかったのでバスに決めました。

さて木更津駅についてバス乗場に向かうと、丁度京急バスの川崎駅行が発車するところでしたが、一番前の席が埋まっていたのと慌しいので次の便にする事に。



待合所があり窓口できっぷを売っていたので買ってみました。

木更津からは川崎駅行(1400円)の他に横浜駅(1500円)・羽田空港(1200円)・品川駅(1300円)・東京駅(1300円)と各方面行のアクアライン経由の高速バスが選り取りみどり状態。

一番近い羽田空港が一番安いのは分かりますが、横浜駅と東京駅はあまり変わらないか横浜駅の方が近いぐらいなのに・・・と運賃には謎が・・。
ちなみに五井駅から横浜駅は1600円なのに上総牛久駅から横浜駅1500円とこれまた疑問が。


さて発車3分ほど前にバスがやってきて乗車します。
乗客は10人ほど。

フロントガラスに定員60名と書いてある日東交通バスです。
たまに横浜駅で木更津駅行の最終便の発車を見ていると、びっくりするほどの人数が並んでいる光景を目にするのですが、そこにこの日東交通バスが到着して乗客を吸い込んでいく姿はなんともいえないものです。
ちなみにトイレ設備はなしです。

さて17時0分に木更津駅東口を発車。
少しの間木更津の街中を走り、自動車専用道風に整備された国道16号のバイパスを走りアクアライン連絡道と思われる高架橋をくぐった少し先で、最初の停車地袖ヶ浦バスターミナルに到着。


17時12分袖ヶ浦バスターミナル

バスターミナルと言うよりも広大な駐車場に小さな待合所とバス停があるだけの、どちらかと言えば万博のパークアンドライド駐車場を小さくした感じの車との乗り換え地点のような場所です。周囲も閑散としていて近隣にに住んでいる人はあまり多くなさそう。
数人が乗車します。

ここを出ると袖ヶ浦ICからアクアライン連絡道に入ります(17時17分)
再び料金所が姿を現し17時20分に木更津本線料金所を通過。ここからアクアラインです。

アクアラインは海上の「海ほたる(PA)」を境に木更津側は橋、川崎側は海底トンネルで構成されていて、東京湾を通過する船への影響を減らしかつ橋からの眺望(というよりも建設費か?)にも配慮した変化のある構造になっています。

海上区間は本当に海の上を走ってるという感じで95キロで快走します。



海に突き出した桟橋の先端に、停泊中の大型船のようなものが見えると海ほたるです。


(フロントガラスのところにある黄色の回転灯のようなものはなんだろう?)

17時24分に海ほたるに到着。
降りてみたいところですが、この日の海ほたる停車に停車するバスは今乗っているバスが最終便なので、降りると翌日まで脱出できなさそうなので無理です。

バス停の近くの壁際の何もないところに若い人の行列が出来ていて見ていると、青色車体で「海ほたる」と大書きしたマイクロバスがやってきました。従業員送迎用のバスですかね。

さて海ほたるからは海底トンネル区間です。
眺望は楽しめませんが、壁に出口までの距離が9キロからスタートして1キロごとに大書きされていたり、風の塔の直下には「風の塔直下・海面から○○メートル」という看板がアクセントになっています。

(風の塔:海ほたるとは別に、海底トンネル区間の中間辺りに海上に換気用の人工島がある)

500メートル毎ぐらいに非常口があって、海底で何処に逃げるんじゃ?という感じですが、上下線別のトンネルの他に保守・非常用のトンネルがあるとか・・。

17時33分に地上に出て浮島JCTを通過。ここで神奈川県に帰還です。
浮島出口で一般道に出ます。
ということで開通から早10年。ようやくアクアラインを通る事が出来ました。



17時35分に浮島バスターミナルに到着。
バスターミナルと言っても川崎市のマーク入りのプレハブ小屋の待合室があるだけの場所です。停車中の路線バスは川崎駅行の各停便

かってはこの近くのフェリーターミナルから木更津行(アクアラインが出来て廃止)や宮崎行のフェリー(2005年に廃止)があったのですが、共になくなり残念なものです。

ちなみに東京フレンズ第1話で高知から玲ちゃんが乗った船は川崎~宮崎航路(高知にも寄港)の船だったので、ここに着いて、バスと電車を乗り継いで下北沢に向かったのでしょう。
小説版では「東京に着いて・・・」みたいな書き方でしたが、高知の人から見れば川崎も東京も一緒ということか・・・川崎出身の者としてはちょっと悲しいです。

さて浮島から産業道路(殿町)までは首都高が開通しているので、高速に乗るのかと思いきや一般道のまま。左右をコンビナートに囲まれ、隣に併走する神奈川臨海鉄道の駅を眺めながら川崎駅を目指します。

神奈川臨海鉄道の駅といっても、貨物鉄道なので駅名標が立ってるだけですが・・。



産業道路に入り17時52分に京急大師線の踏切を通過。
たまたま電車が通過するところでしたが、1500型だったのがちょっとびっくり。
大師線の主とといえば700型の印象が強いので・・。1000型が大師線に加わってからもうかなり経ち、700型も今や全車廃車というのは情報としては知っているとはいえ・・ですね。

この先は川崎の街中を走り「観音川崎大師口」なんていうバス停などを見ながら、競輪場や県立図書館・教育文化会館・市役所など少し懐かしい風景を見ながら川崎駅に。



18時15分に川崎駅に着きました。殿町の辺りから道が混み始めた為か10分ほどの遅れでした。

この後は駅付近で少し買物などをしてから東海道線で帰路に着きました。



川崎駅の改札
ちなみに川崎駅には「改札所辺りの通過人員日本一」と言うあまり名誉でない記録があります。
今の駅舎が出来た時に2つあった改札を1箇所にまとめたのが原因ですが、最近は西口再開発の影響で西口利用者が増えたり自由通路の混雑が増してカオス状態に。

幅広い自由通路の(写真で見た)左側にきっぷ売場・右側に改札なので、動線が錯綜して混雑を助長するとか、当初から指摘されていたのがますます大変になった感ですね。

写真左奥が入口・右手前が出口と分離されているのですが、さすがに西口の重要性が高まった為か出口側の数台が入口になってましたが、出口から入ると可変電光掲示板が入口側にしかない上に、片面しかないので見れないという・・・

お盆頃にステップ付近の破損が原因で事故が起きたエスカレーター(東口の1階から改札階へのもの)も乗りましたが、「以前はもっと長いような気がしたんだけど・・・」と言う感じ。
保守会社が東芝エレベーターなのは、東芝のお膝元の川崎らしいですね。


訪問日 8月21日

行程
国府津7:00→品川8:16 東京行
品川8:22→千葉9:10 千葉行
千葉9:16→鎌取9:27 東金線経由成東行
鎌取9:42→上総一ノ宮10:10 快速上総一ノ宮行 
上総一ノ宮10:14→大原10:33 安房鴨川行
大原10:39→大多喜11:08 いすみ鉄道上総中野行
大多喜13:32→上総中野13:52 いすみ鉄道上総中野行
上総中野14:00→上総牛久14:43 小湊鉄道五井行
上総牛久15:09→五井15:36 小湊鉄道五井行
五井15:46→木更津16:07 木更津行
木更津駅東口17:00→川崎駅18:15(10分遅れ) 日東交通
川崎~東海道線(時刻は不明)

<おわり>

07/9/4 2:32UP

コメント一覧

きよぴ
池田聡さん
こんにちは~^^
当日まで川崎に寄るか決めてなかったのと、平日だったので連絡しませんでした{汗}
またよろしくです~
池田聡
http://mimiblog08.btblog.jp/
川崎に寄ったなら連絡してくれれば良いのに。
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