さて板南線のホームで嘉さんと合流。
私の希望で故宮博物院に向かうとします。
台湾に来たなら、故宮には一度は行っておかねばなりません。
ちなみに最寄駅は淡水線の士林。昨夜の士林夜市の最寄り駅・劍潭の一つ先の駅です。
MRT台北車站は板南線と淡水線系統の乗換駅ですが両者のホームは離れているので、乗り換えはやや歩きます。
「台北車站」を日本風にいえば「台北鉄道駅」
英語放送ではそのものずばり「Taipei main station」
ということで?淡水方面の電車に乗車。
昨夜は良く分かりませんでしたが、3つめの民権西路駅の先で高架線に。
地下区間が思ったより短いのは驚き。淡水方面のMRTはかって存在した台湾鉄道のローカル線を廃止して、その用地を活用したらしいのでその関係??
私達の隣には、日本語のガイドブックをもった中国語を話す華僑風の女性2人組みが乗っていて、圓山付近で車窓の写真を撮ったので「何かな?」と思ってみたら、なんと壮麗な建物の圓山大飯店(グランドホテル)の横を通過。
これは帰路に撮影。
帰路は混んでいたのと、行きと逆方向なので角度が悪いですが・・・。
一度泊まってみたいところですが、結構良い値段するようで・・
士林駅は屋根が赤塗りの宮殿風
故宮博物院の最寄り駅なのを意識しているのか??
故宮へは更にバスに乗り換え。
高架下の道を来た方向に少し戻り、広い通りに交差したところにあるバス停に。
バス停の標識
基本的にバス停には路線の停留所が記載された図がついているので、明確な時刻表がない事を除けば、分かりやすいです。
ここで朝から何も食べていない事を思い出し、バス停横のコンビニに入ることに。
コンビニで飲み物とサンドイッチを買います。
台湾では朝食や間食にサンドイッチはポピュラーなようで、屋台でも売っているのを見かけました。
サンドイッチが好きな私には嬉しいかも。
コンビニでレジ袋をもらえないのが、当たり前なのはちょっと驚き。
慣れない最初のうちは戸惑いますね。
日本のコンビニも袋断ったらポイント+1Pとかやって欲しいです。
店を出ると故宮行きのバスが停車中。急いで乗るとします。
今回は乗車時払いで、この札をもらいました。
ガイド本や各サイト等の記述によれば
台北のバスは基本1回15元
長距離路線の場合、路線の最初の方では乗車時払い。途中で降車時払いに切り替わり、長距離客は2回運賃を支払う。
ただ切り替わる区間直前から乗車した場合は、緩衝処置としてこのような札を乗車時に渡している。
だそうです。
札の注意書きには「紛失した場合、再度運賃を徴収」のようなことが書いてありますね。
旅行中に見た感じでは、乗降口は日本のように前降り・中乗りなどは徹底されてはおらず、適宜開いたドアで乗車・降車している様子です。
降車時払いの場合は、前ドア降車
乗車時払いの場合は前ドア乗車
は基本だとは思うのですが、各サイト等ではそうでもないような記述も見受けられます。
(中ドアから乗って車内を移動して運転席で運賃を支払う。もありのような・・)
このバスも自動放送の車内放送と次停留所のLED表示がありました。
車内で先ほど買ったサンドイッチを食べて一応の昼食に・・・。
10分強ぐらい乗って終点故宮に。
これが乗ってきた304番のバス
LED表示機の表示が切れて写っているのは残念ですね・・。
「天下為公」と書かれた入口の門
ここから建物の入口までが遠い
台北の故宮博物院は台湾有数の観光地であり、更に世界4大博物館の一つ。
そう言われるだけあって敷地が広い
付けまつげを着けているので視界の上端にまつげが入って気になりますね。
取れかかっていたらどうしょう・・と。
台湾観光協会のキャンペーンで、無料入場券をもらっていたので、ここはそれを使います。
入場口で体温チェック機を通過して館内に。
日本語版のパンフレットも用意されていました。
良く分からないので混雑している展示室はパスして、空いているところを中心に見ることに。
ちゃんと見学しようとすると1日かけても見れるかどうか?
らしいですが、そもそも収蔵品を全部展示しているわけではなく、期間毎に随時展示替えをして順々に公開しているそうです。
なので、本当に全部見るにはそれこそ何年もかけてになるそうで・・。
そうなると、「まぁ全部見れなくてもいいかな?」という気分になってきますね
大陸と日本からの観光客の団体が多い
案内人が説明するのを、一団が受信機で聞きながら・・・というグループがあちこちに。
今回の台湾滞在で一番沢山日本人を見た場所かも
展示を見ていると、日本人観光客の一団がやってきて、案内人が日本語で説明しているのを横で聞いて「へぇ~これはそうなんだ」とか思ったり・・・。
そんな感じで、書や陶磁器・工芸品などを見物
虫眼鏡で見ないと良く分からないような、微細な象牙の彫刻などはやはり凄いですね。
以前は展示品の撮影もある程度できたようですが、今は原則禁止なのは残念。
それにしても、破損しやすいであろう沢山の美術品を、混乱の最中に各所を転々としつつここまで運んで来たのは、実は大変な苦労があったのでは??と思います。
見学の後はミュージアムショップに。
ここのショップはとても広く、売っている品物も様々。
高価な工芸品から100元ぐらいの展示品を模したストラップまで色々。
ショップを見ているだけでも楽しめるかも?という感じです。
<次回に続く>
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