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09年9月台湾の旅(その12・基幹バスを体験?)

前回から続く

さて荷物を整理したかったので、一度ホテルに戻ることに。
MRTで来た時の逆順で「國父紀念館→忠孝復興→中山國中」と乗ります。

出発前にウィルコムの国際ローミングに申し込んでいたのですが、空港で携帯電話のプリペイドSIMを買ったので、通話料がやや高いPHSのローミングは不要に。
使わなくても1日100円の定額料金がかかって勿体無いので、申し込み時に聞いていたウィルコムの連絡先番号(日本)に電話して解約する事に。

電話が繋がり要件を話すと
「データ通信の窓口に繋がっているので、かけ直してください。」
と別の番号を言われかけ直す事に。
しかしその番号にかけても「この番号にはお繋ぎ出来ません」のようなメッセージが流れて繋がらず(PHSからしか繋がらないのか?)

PHSから最初の番号に再びかけ直して「予定が変ってローミングを解約したい」と話すものの、窓無し部屋のお陰で、電波が悪く切れてしまいました。

こんな事をやっていても時間と国際電話料金の無駄なので、
「所詮は潰れそうな会社はこんなところなのか」
と思いながらPHSのローミングの解約は諦めることに。

さっさと出かけよう。と部屋を出ます。
MRTの駅を通り過ぎて民権西路に。



中央走行式のバス専用道とバス停を発見。

出発前にホテル周辺を「googleのストリートビュー」で探っていて発見しました

中央走行式バスレーンを走るバスを「基幹バス」と呼ぶのは名古屋(新出来町線)式の呼び方ですが、一般的にはBRT(幹線快速バス)などと呼ばれているそうです。
日本でも相模大野駅から北里大学病院方面にBRT導入計画がありますが、中央走行式になるのかどうか。

このような中央走行式バス専用道は台北では何本かあり、その通りを走る路線バスは原則として中央のバス専用道を走るようです。

バス路線表によると「松江幹線」とか「信義新幹線」のような名称の路線も載っているので、「基幹路線」的な路線も存在するようですが・・・。




名古屋の新出来町線の道路中央バス停と同じような感じ?



とりあえずやってきた「801・五股」のバスに乗車。
前の人に続いて中ドアから乗ります。
運賃はいつ払うのか??ですが、前の人が払っている様子もなかったのでそのまま乗ることに。

車内放送などはない。と聞いていましたが、このバスは自動音声の車内放送がある他に、最前部にLED表示機があり次停留所の表示がありました。

車内に掲出されている路線図によれば、このバスは台北市内を抜け郊外の三重方面に向かう路線の模様。
そのまま乗っているわけにはいかなさそうなので、MRT淡水線と交差する辺りの「民権承徳路口」で下車することに。
次停留所の案内があり降りる場所が決まれば、後は乗っているだけ。
しばらく基幹バスを楽しむとします。

専用道のお陰で走行もスムーズで快適です。
台湾はバイクが多いので、日本以上に中央走行式のメリットを発揮出来るような感が。



ガイド本などによれば、車内(運転席上部)などに「上車収費」(乗車時払い)「下車収費」(降車時払い)の表示があるそうですが、このバスには表示はありませんでした。



10分ほどで「民権承徳路口」に到着。
運転席脇の小さいリーダーに悠遊卡をタッチして運賃を支払い下車します。

停留所名の「民権承徳路口」は要は民権通りと承徳通りの交差点の意味
なのでずっと「民権??路口」という名前の停留所の連続。

さて少し歩いてMRTの民権西路駅に。
ホームに降りたところで嘉さんから携帯に連絡が

嘉「いま何処にいますか?」
きよ「MRTの民権西路です」

と文字にして書けばなんともないはずなんですが・・・・ここは音声通話

実際は
え~と民権西路ってなんて読むんだっけ・・・??

きよ「み、みんちぇんしぃるう??」
嘉「分からな~い」
きよ「え~と、台北駅から士林方面に3つ目の・・」(士林の発音がダメだと・・)
嘉「??」

のような・・・状況。

きよ「あ・・じゃぁSMSで送ります」

と音声通話は諦めメールで連絡する事にするのですが・・・
この判断は、全く意味がないことにすぐに気がつきます。

私の携帯電話(V170)では中国語入力はアルファベットのピンイン入力で入力するわけですが、
駅の看板に「Minquan W.Rd.」と英語名が書いてあるので、民権は入力できても西路が・・
西はxiだったかな・・・で路はluかruか・・・
とやっているうちに、もう電車2本ぐらいいっちゃう状態。
書き順入力モードに切り替えても同じようなもの。

よもや携帯電話のショートメールで、こんなに苦労することになるとは思わなかったですね。
親があまり携帯メールをやりたがらない理由も、ちょっと分かったような気も・・・。

結局のところ、SMSは諦めて電話をかけて、台北駅での待ち合わせでお願いすることに。

新店方面の電車に乗って台北駅に向かいます。



台北駅1階の台湾鉄道の乗車券売場

この合間に、昨夕に見かけた台湾鉄道のグッツショップに行って見ることに。
ここでようやく時刻表を発見。更にお土産用の絵はがきや書物などを買い込んでいるとあっという間。

それにしても、面白そうなものが色々と売っていて迷いますね。
台湾鉄道の車両のNゲージ模型も売っていましたが、日本で日本型車両の模型を買うのと同じぐらいの値段はするので、高くて買えません



これが購入した時刻表 50元ぐらい



中は漢字なので日本の時刻表を見ているような・・・

優等列車と一般列車は別掲載なので、その路線のダイヤを把握するのはしずらいかも。


次回に続く

09/10/18 7:00UP

コメント一覧

きよぴ
台北ではいかんせんバイクの数が多いので、停留所停車時に乗客が危険なく乗降できる。
走行中もバイクを気にせず走れるという面で中央走行式のメリットが大きいのかなと思います。
朝のラッシュ時に5台ぐらいバスが連なっているのも見かけましたが・・

ただこちらでは、日本と同じようにバスは「あまり便利な交通機関とは認識されていない」んじゃ?
と思う面もありました。
MAKIKYU
http://blog.goo.ne.jp/makikyu
こんばんは。

中央走行式バスレーンを走るバスは、日本では名古屋の基幹バスが有名ですが、日本に比べて鉄軌道系交通機関の充実度が低い&バスの数が多いアジア諸国では、その効果も名古屋とは比べ物にならない程大きいですね。

こちらは台湾には行った事がありませんが、つい最近韓国・ソウルに出向いた際にこの手のバスに乗車しており、バス4~5台分が停車できる停留所で、やってきたバス(同一系統とは限らない)が停留所ホーム(?)の何処かに差し掛かって停車していると乗降扱い、信号が変わると一斉に発車(その代わりポールの前で待っている乗客が、目当てのバスを停留所ホーム後方で停車した際は、停車位置まで走って行かなければなりませんが…)するお陰で、路線バスも随分早い物と感じたものです。
(道路事情のよさ+運転の荒さも大きいですが…)

ただ日本の様に後方のバスは前方のバスが客扱いを終えてから、ポールまで動いて一旦停車し、マイクで行先を案内して…ともなれば、同じ行先でも追い抜けないと逆に遅くなる可能性もありますので、日本では諸外国程の効果は期待できそうにありませんが…
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