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愛犬ラリー とともに

シェルティーのラリー君と家族の出来事。
ラリーママの作ったこぐま達の発表会
ラリーママの犬のお薬ノート

NHK「坂の上の雲」(203高地)を見て衝撃を受けて、中国旅順への旅を回想。

2011年12月14日 | 海外旅行
日曜日の夜のNHK「坂の上の雲」は凄かった。

今年は第3部、日露戦争が描かれていた。

私は、近代の歴史をほとんど認識していなかった事

203高地へハイキング気分で登った事・・恥ずかしいと思った。

ドラマは、203高地の凄まじい人海戦術が描かれていた。

登っては撃たれ、その屍を乗り越えて進み、またばたばたと死んでいく。



眼を覆いたくなるシーンが延延と続く。



203高地を奪回して、旅順港が見えた時は感動した。



戦争を賞美するドラマではけっして無い。

小さな国が大きな国と戦い、勝利し近代国家が成熟するまでには

どれだけの血を流したか、どれだけ皆が真剣に日本を愛したか・・・



無策無能の戦術にて、兵士がただ犠牲になっていたら、

それを正す筋の通った気骨あるリーダーがいた。



バルチック艦隊を壊滅させた日本海軍の戦略

諜報活動を繰り広げてパリ会議での外交戦略

平和な現代、こんな戦略は通じないのは解るけれど

場当たり的な政治や、腰抜け外交は何とかして欲しい。

日本の気骨あるリーダーの誕生を願っている。


トルコ最終日、ヨーロッパとアジアの架け橋イスタンブールをクルージング

2009年06月14日 | 海外旅行
好天続きのツアー、今朝も晴れありがたい

コンラッドホテルの部屋から、ボスポラス海峡を見下ろした。



海峡を挟んで、右がヨーロッパ、左がアジア

海の流れは黒海からボスポラス海峡を経て

マルマラ海さらにダーダネルス海峡を経てエーゲ海といたる。

イスタンブールが今も昔も重要な地である事が分かる。

そのボスポラス海峡をクルージングで黒海近くまで行き戻ってくる。

まばゆいばかりの大理石で出来たドルマバフテチェ宮殿の前で



某テレビ局と某新聞社にお勤めのツアーで御一緒した方と記念撮影

博識の方達で長いバスの旅中、お話できて楽しかった。
 
ボスポラス第2大橋の手前にはルメリ・ヒサル要塞が見えてきた

海峡の幅も狭くなり、この砦の戦略的重要性を実感



黒海まで行きたかったが、船はUターンして帰りは

アジア側をゆっくり眺めながら2時間の船旅が終わった

お昼はシーフードレストランで最後のトルコ料理を戴いた

食後のデザートにはのびるソフトクリーム美味しかった。



6世紀に灯台として建てられたガラタ塔のらせん階段を登り、

最後にイスタンブールを360度、見渡して全ての観光が終わった

ツアー客17名とガイドさん2名と運転手さんの総勢20名は、

別れるのが辛くなるぐらい、楽しい人ばかりで盛り上がった。

美しい建造物や雄大な自然は数え切れない旅だったけれど

何よりもトルコ人の優しさに、心が癒された旅だった。



トルコ旅8日目、大好きになったイスタンブール

2009年06月13日 | 海外旅行
朝6時前にホテルを抜け出し

朝焼けの中二人だけで、メトロの始発を待つ



地下ケーブルを乗り継ぎ



ツアーの市内観光より先に朝一番の旧市街地散策

人のいないブルーモスクや、アヤソフィア見学に出かけた。

カメラと地図だけを携帯して二人で探検するのは楽しい

ツアーでは、会えない人達と会話できる。

スミット(リンクのパン)を頭に積んだお兄さんとモスク前でパチリ



大きな口を開けて食べるのが、トルコ流?


ゴマ味で美味しかった

新市街地にもどり、タクシム広場中央に建つ共和国記念碑



9時にツアー市内観光が開始

ギリシャ正教の大本山と君臨しながらも

イスラム寺院に姿を変えた悲しい歴史のある

アヤソフィア博物館を見学

皇帝が威信をかけて運んだエフィソスの円柱、エジプトの大理石

塗り潰された物もあるがキリストのフレスコ画、モザイク画は溜息が出る。



次の観光は大きなドームと鉛筆型の6本のミナーレをもつ

オスマン朝建築の傑作ブルーモスクに入場

広いフロアー、高い丸天井、260もの小窓

ステンドグラスに差し込む光が淡く照らす。

内壁を飾る2万以上のブルーのタイル

敷きつめられた絨毯も見事。座ってガイドを受けた。



実際に、イスラムの寺院なので礼拝の時は見学できない

次は007の舞台になった地下宮殿を見学

4~6世紀貯水池になっていた



地下宮殿の奥にメドーサの顔が円柱の下に逆さにある。

地下から出て、ヒッポドロームローマの大競技場広場にて

3本のヒエログリフが刻まれた柱があった。

午後から、オスマン朝の支配者の居城トプカプ宮殿を見学。

モナコと同じ大きさ、秘宝は信じられないものばかりだった。

 
ハレムでは宦官の部屋、風呂場、女達の部屋、子供の部屋、

皇帝の間、昨晩見たベリーダンスが毎晩踊られたんだろうな~

全てにイズニックタイル装飾が施され華やかな世界を感じた



謁見の間、皇帝の門と1~4の庭園

溜息連発の宝物殿には重さ3キロのエメラルドが付いたトプカプの短剣

86カラットのダイヤからなる、スプーン職人のダイアモンド



桁違いのスルタンたちの生活は驚くばかりだった。

現実の私は、グランドバザールで小さなトルコ石と銀細工を買って幸せ

夕方また二人の自由行動開始

トラムから車窓見学しながら、トルコ人ウォッチング。

若者が多くて、微笑んでくれ優しい

トラブルがあれば、この国の人達は

必ず正しい人を助けてくれる優しさや雰囲気を感じた。

バザールに戻ったり、歩いて歩いてくたくたになったが

遅い夕暮れのモスクや宮殿のシルエットを見る事が出来た。

ホメロス「イーリアス」の舞台トロイ遺跡へ

2009年06月12日 | 海外旅行
エーゲ海沿いをバスで走り

有名なトロイの遺跡に着いた。

ブラットピット主演の「トロイ」を見たときから

訪れるのを楽しみにしていた。

木馬に潜んで、アキレス率いるギリシャ軍が勝利した有名な神話を

シュリーマンが信じて本当に発掘した所

大劇場や9個の都市の城壁が残されていた。



エーゲ海から黒海に抜けるにはダーダネルス海峡を必ず通過

この地を争って、何度も戦争になったと言う。

この海峡をフェリーで渡りヨーロッパ側へ

マルマラ海を見ながら、トルコ一周最終地イスタンブールへ

夜はベリーダンスショーを見ながらのディナー

官能的な踊りとトルコの強いお酒ラクは

明日からのイスタンブールのエキゾチックな素晴らしい都市観光を

予感させてくれた。


トルコ旅行6日目 エーゲ海クルーズ観光で有名なエフェソス遺跡

2009年06月11日 | 海外旅行
紀元前700年ごろからローマ時代を経て

西アナトリア地方で最大のギリシャ、ローマ植民地都市

頭の中で世界史がごっちゃになっているが

トルコの中で一番綺麗にほとんど残っている。

神殿、劇場、浴場、娼館、トイレ等等

壮麗な3階建てのケルスス図書館跡で



2万5千人収容の大劇場のテッペンから



美しい装飾が残るハドリアヌス神殿



2時間かけて古代史の世界を堪能した。

エフェソス遺跡から7Km離れたブルブル山にある聖母マリアの家を見学



ヨハネとマリアが暮らし、マリア最後の場所と云われている



家の中はマリア像と祭壇がおかれ祈りを捧げる人が絶えない

ヨハネパウロ2世、パウロ6世も巡礼に訪れている。


病が治る聖水を口に含み、キリスト教徒の巡礼者の気分

豊穣の女神アルテミスの神殿跡を見学

ここまで来ると、完全に世界史はごちゃごちゃ、理解できていない???

このエーゲ海地方は、イタリアの様に革製品が有名



ファッションショーに飛び入りで参加

50万円の革コートを着せてもらいエスコートされて

本心はちょっぴり嬉しかった。(もちろんお買い上げは無し)



またまた長ーいバス移動の後、エーゲ海の見えるホテルに到着



本当は泳ぎたかったけれど誰も泳いでなかったので諦めた。

エーゲ海の町並みの夕焼け、最高にロマンチックだった




トルコ5日目イスラムな街「コンヤ」から世界遺産、綿の城「パムッカレ」へ

2009年06月10日 | 海外旅行
5日目もはれ

地中海地方に近づ、熱さが厳しくなる。

地方都市コンヤは、イスラム神秘主義の神学校「インジェミナーレ」や

モスクが多く、神聖な雰囲気がする街。



トルコは政教分離なので、小さな教団は解散。

メブラーナ教は博物館として、国が保護した。



メブラーナ博物館を見学。敷地内のお墓の前で、

昨晩のセマー舞踊を思い出して、私も無我の境地に・・・?



長いバス移動の後、パムッカレに着いたのは夕方。40℃近い暑さ

真っ白い石灰棚が、段々畑のように重なり、どこまでも広がる

そこに温泉水がたまり、ブルーの池ができている。

白とブルーの美しいコントラストが素晴らしい眺め



温泉気分で露天風呂?

観光客が超ビキニで泳いでいる。


 
真っ白い氷壁のような石灰棚にへばり付き蜘蛛歩き

結構きついエクササイズ



裸足で散策や水遊びを楽しんだ後

石灰棚を望む丘に続く遊歩道を上って行くと、

ベルガモン王国やローマ時代の遺跡があった。



B.C.190年に始まったヒエラポリスという聖なる都市遺跡

ローマ、ビザンチン時代まで繁栄した。

15000人を収容した円形劇場や

ドミティアン門は連続アーチとあっちこっちに残る石積みのローマ様式建築



長ーいバス移動とオリーブ油たっぷりの食事に

ちょっぴり飽きて、体重が気になる私は、

自由時間の早歩き見学と遺跡アスレチックと

毎日1Kmのホテルでのスイミングでシェープアップ


カッパドキアの洞窟ホテルはひんやり快適

2009年06月09日 | 海外旅行
岩をくり貫いて造られた洞窟ホテル「ウチヒサールカヤ」

城塞の様にどっしりしている。

部屋からは鳩の谷を眺めるロケーション



ガウディーも晩年、ここで過ごしたと云われている。

トルコ絨毯をはじめ、ベッドやドレッサーなどの家具、

カーテンやランプ等調度品はおしゃれで高価なものばかり



二日にわけてカッパドキア観光をゆっくり楽しむ



カッパドキアが素晴らしいのは、

不思議な形の岩等の自然の造形物だけでなく

奇岩の中に残された膨大なキリスト教壁画や

地下何十メートルにも掘り下げられた地下都市がある事

カイマルクの地下都市はキリスト教の信者1000にん程が

迫害を逃れるために造ったもの。

地下都市間は9キロメートルもの牛や馬が通れる通路があった



カッパドキヤはトルコ絨毯生産地。

溜息が出るヘレケ絨毯をしっかり見学させてもらった。



シルクロードを西へ進み、キャラバンサイ(隊商宿)を見学


商人達が使った部屋や道具が展示され、

当時の賑やかさを感じることが出来た。



昔の商人や旅人もこんな風に日陰の石の上で一休みしたんだろうな~



往時を偲んで、シルクロードを通って

コンヤのリクサスホテルに着き夕食後、

メブラーナ教のセマー民族舞踊ショーを見た

右手を上、左手を下、左まわりにまわりつづけ

無我の境地へ導く

舞踊ショーとあったが、宗教色の強い祈りのパフォーマンス



静寂の中、独特の空気が流れ、緊張して鑑賞させてもらった。

トルコ旅行3日目、大奇岩地帯カッパドキアへ

2009年06月08日 | 海外旅行
大自然の広がる奇岩の中を私達二人はツアーから離れ、

走って走って奥へと進み、誰もいないカッパドキアを体験した。

どこまで走っても、不思議な光景は続く

自然の偉大さは凄い。本当にちっぽけな私だ。




ここは、ローズバレー、カッパドキアでも有数の絶景スッポト

数億年前に起きたエルジオス山の噴火によって

火山灰と溶岩が積み重なり、自然の侵食力によって

不思議な形の岩が出来た。

スリーシスターズ



遠くに見えるのはラクダ岩



またカッパドキアの奇岩の中には、教会があり




フレスコ画のキリスト教壁画がよい状態で残っている。



ギョレメ野外博物館には丸天井や十字平面の教会がたくさん残っていた。

午後から、私達のツアーは洞窟に住んでられる民家を訪問した。

何千年も昔から、カッパドキアの洞窟に住み続けて



今も、農業と絨毯等を作って生計を立てておられる。




ファトマさんはチャイとケーキを作って歓迎してくださった。



夕食後、私達二人は洞窟ホテルを抜け出した。

どうしても、ウチヒサルの「尖った岩」と呼ばれる

一枚岩の城塞に登りたかったからだ。

テッペンにはトルコの赤い旗が立っている



今日最後の観光客、言葉は全然通じなかったけれど入れてくれた。

テッペンから眺めるギョレメパノラマは絶景

鳩の家と云われる独特の岩の穴も不思議な光景だった。

8時半に日が暮れた。



夕焼けに染まるカッパドキアは忘れる事が出来ない。


魅惑のトルコ周遊 (時計回り) 10日間スタート

2009年06月08日 | 海外旅行
         ブドルルックの丘よりサフランボルの町並みを望む


12:50成田発トルコ航空にて18:55イスタンブール着

国内線に乗り換え23:00アンカラ着

時差は-6時間なので19時間かけてトルコの首都にやっと着いた

1日目は長ーいフライトとホテル「アンカラヒルトン」で休むだけ



トルコの旅は鉄道がほとんど無く、平均毎日5時間のバス移動

今回ドライバーのセローさんは、超安全運転

道路状況も悪く、ほとんど一般道、バスの前を牛車が走ったり・・

片道一車線追い越しも一苦労だ。

観光と農業で成り立っている国なのに、なんとかならないのかな~

日本の新幹線を走らせたいな~

だけど、超インフレを経験したトルコリラは今も大変らしい。

ユーロ参加もなかなか難しい雰囲気

国内線乗り継ぎの悪さにちょっぴり不安のスタートだった。

2日目いよいよ首都アンカラ市内観光



トルコ共和国建国の父アタチュルクが首都に定めた計画都市

モダンな街だが新石器時代から人が住んでいた。

世界に誇るヒッタイトの遺物が眠るアナトリア文明博物館を見学

 

建物は15世紀築、隊商宿と貴金属市場を改造し、大理石が重厚だ

旧石器時代からヒッタイト、ペルシャ、ローマ、ビザンチン時代まで

エジプト、メソポタミア、ペルシャ、ギリシャ文明に囲まれて

アナトリア文明がいかに出来たのか?



新石器時代の家屋は天井の穴から出入り、死者は床に埋葬



筋肉美の彫刻、くさび型文字、鉄器、宝飾品

神の象徴としてのライオン像が並ぶライオンロード



有史以前の本物が展示されていて、溜息が出た。

これから旅するトルコの歴史の凄さを学ばせてもらった。

2日目午後、世界遺産サフランボルの町並みを歩く



お土産に良質のサフランをゲット

残っている民家は200年前に建てられたもの



ほとんどが木と土壁(ワラと土を卵でこねている)

大家族がひとつ屋根の下に住み

1階は家畜、2階3階が男女別の居間、寝室、風呂、

今も残る伝統的生活習慣に驚いた。

モスクからは、礼拝の音楽が流れ、

古いトルコの田舎町を歩くとタイムスリップした様な気分になった。



陽気で礼儀正しいトルコの人たち

2009年06月07日 | 海外旅行
トルコの子供達は、明るくて、笑顔が素敵



どんな教育してられるのか?ガイドさんに聞くと

遠い国からトルコに来てくれた日本人が、大好きなんだそうだ。

イスラムの教えに「旅人に優しく」とあるそうだが

子供達は純粋に人が大好き

カッパドキアのギャレメ野外博物館でも元気いっぱいの小学生と

片言の英語で話した。



若者だって、優しく微笑んでくれて何より礼儀正しい。

パムッカレの石灰棚を裸足で歩いた時、転ばないようにエスコート



トラムに乗った時、女性に席を素早く譲る青年を何人も見た。

地下鉄に乗った時も、この国は安心だっと思った

カッパドキアのきのこ岩の前では、記念に私と撮影して欲しいって

日本では考えられないハッピーな私

息子と同い年ぐらいの若者達。よく見ればみんな男前


 
イスラムのベールを纏った女性も優しく頼もしかった。



のびーるアイスクリームの名物おじさん、この方は営業だけど・・・

ハッピーな役者さんだった。



そして、トルコで出会った最高の女性は、ガイドのカデルさん

アンカラ大学をでた才女でトルコを愛し

誇りを持って仕事をしてられた。



ありがとうトルコの人達。こんなにフレンドリーな旅をしたのは始めて。

トルコの人のお陰で私は癒され暖かい心のプレゼントをもらた。

あんなに純粋で優しいイスラム系の人々が

近年、欧米で、テロ主犯者と疑われて嫌がられている。

本当に偏見だ気の毒だと旅をして実感した。