
たしか僕が中1の時だったと思います。
明日は町のお祭り、でもあさっては試験というなんか中途半端な日、


その頃僕はH君をとても尊敬してました。
というのも、まだ中1なんで僕らはみんな”脇の毛”なんか全然なく、まるで「綺麗なおねえさんは好きですか?」




とにかくH君ちで一応「試験勉強もどき」してたら、 H君が「睡眠学習法ってあると知っとる?」って聞くんで「いや~知らんよ」と答えたら、説明してくれました。
なんでも寝ているときに、たとえば日本史の年号をず~とヘッドホンで聞かせると、起きた時に全部頭に入ってるという、勉強ぎらいの僕らにとってノーベル賞ものの画期的な学習法が『睡眠学習法』らしいんです


僕らは、早速「臨床検査」をする事にしました。 ちょうどいい具合にH君の弟が部屋のベッドで寝ています。



そして約30分後ヘッドホンを外し、彼を揺り起こし「何でもいいけん、今思い浮かぶ事ば、言ってみろ!」と言いました。
そして寝ぼけまなこの彼の第一声は『はい、明日のお祭りには自転車は危ないので乗って行ったらいけません!』



たぶん学校で先生から言われたんでしょう。 「犬は英語で?猫は?」と聞いても「知らん!」との返事。 僕らの臨床試験は見事に失敗に終わりました。
僕らはフ~ッとため息をついて、静かに勉強を始めました・・・・。

●人気blogランキングへ

クリックして頂ければ、更新の糧になります。
(ただいま、ベスト20位入りを目指しています!)
ご協力よろしくお願いします。

●木家珈琲倶楽部

僕のお店のHPです。
クリックするだけで濃厚なコーヒー・アロマ・・・
は、しませんが

