京都議定書からアメリカが離脱して,アメリカってなんて酷い国だろう,みたいなことをよくいわれているのだが,一方的な見方ではないか?日本だってアメリカに商品をたくさん買ってもらってたくさん消費してお金を回してくれないと経済のやりくりがつかない.アメリカが巨大なお金のわき出し口で商品の吸い取り口になっているからこそ経済が回っていっているという現状ももうちょっと考えなければならない.
仮に日本がうまく二酸化炭素の排出量を減少させられたとしても,その付けをアメリカに回しているだけのことになるのではないだろうか?
ちなみにそのアメリカのお金は結局のところアメリカの信用を背景としたアメリカの国債から出ていて,その国債は日本が買っていて,というぐるぐる周りがあって,そういう経済の牽引役という役回りがあるからこそ,京都議定書も受け入れがたいし,双子の赤字も解消しがたいのだろうな,と思う.
まぁ,これからは顧客は中国なのかもしれないが.その中国だが,中国脅威論というやつがあるが,経済がより緊密な結びつきをもつことを考えると,単純な脅威論はあたらないと思う.「経済的に大国になるから怖い」というのは的はずれのような気がするが,ただ,環境面から見ると,これは非常に怖い.環境という観点からして,中国はもたないのではないか?中国が経済発展を遂げて,まさに超大国となったころに,その重みに耐えきれず崩壊するとき,その巨龍がのたうちまわるとき,どのようなことになるのか?中国の内情を,森林の減少と砂漠化,水資源の不安定化,酸性雨,エネルギー供給の逼迫,といった環境問題という観点から観ていると,何か背筋にひたひたとくるものがある.
なるほど.
ところで,わかるような気もしつつ,不思議でもあるのが,民生部門,要は我々の一般的な生活が,バブルの頃と比べて3割も二酸化炭素消費が増えているということだなぁ.いつのまに,そんな贅沢をしていたんだろう,という気になってしまう.
仮に日本がうまく二酸化炭素の排出量を減少させられたとしても,その付けをアメリカに回しているだけのことになるのではないだろうか?
ちなみにそのアメリカのお金は結局のところアメリカの信用を背景としたアメリカの国債から出ていて,その国債は日本が買っていて,というぐるぐる周りがあって,そういう経済の牽引役という役回りがあるからこそ,京都議定書も受け入れがたいし,双子の赤字も解消しがたいのだろうな,と思う.
まぁ,これからは顧客は中国なのかもしれないが.その中国だが,中国脅威論というやつがあるが,経済がより緊密な結びつきをもつことを考えると,単純な脅威論はあたらないと思う.「経済的に大国になるから怖い」というのは的はずれのような気がするが,ただ,環境面から見ると,これは非常に怖い.環境という観点からして,中国はもたないのではないか?中国が経済発展を遂げて,まさに超大国となったころに,その重みに耐えきれず崩壊するとき,その巨龍がのたうちまわるとき,どのようなことになるのか?中国の内情を,森林の減少と砂漠化,水資源の不安定化,酸性雨,エネルギー供給の逼迫,といった環境問題という観点から観ていると,何か背筋にひたひたとくるものがある.
なるほど.
ところで,わかるような気もしつつ,不思議でもあるのが,民生部門,要は我々の一般的な生活が,バブルの頃と比べて3割も二酸化炭素消費が増えているということだなぁ.いつのまに,そんな贅沢をしていたんだろう,という気になってしまう.