アリさんよ、すまぬ １２月にアリの話題

　まさか、１２月、師走にベランダにお住いのアリの話をすることになるとは思いもよらなかった。
　昨日、太陽が温かいため、植木鉢をつついていた。
　アロエの植木鉢がみっちりだし、ちょっとゴミ取るかなと……。
　腐っているようなのあるし、引っこ抜いた。

　ててーん！

　わー、おうちが、おうちがぁああああ。

　以上、顛末。

　あ、はい、言葉で説明します。

　アリが活動激しかったころ、アロエの植木鉢は縦長なのだけれども、上の方で見てはいたんだ。
　餌探しに上がってきた活動的なアリがいるんだろう程度に思っていた。
　いや、そのころも、アロエ引っ張ったり、何か白い繭ぽいの見えたりしたから、アリの巣があるのだと思う。そういう認識もちらっとよぎってはいた。
　で、今回、乾燥していたし、腐っていそうなところを引っこ抜いた。
　結果、アリの巣が損壊。
　さらに、私が、アロエ幹のみのところを引っこ抜いたので……穴が開いて……アリが登場。
　その上、折れたアロエや根っこについて、アリがゴミ入れに移動したり。
　一応、穴があるのアロエの根のためにもよろしくないと思って、土は入れておいた。

　そのあと、見てたら、床の上を植木鉢から植木鉢に頻繁に移動しているし……ゴミを置いていたところにも「ああ、あたち、どうしてここにいるの」という感じで動いているアリいたし。

　いや、まさかの展開。
　もちろん、アリの巣がある植木鉢を同行した場合は、覚悟の上動かすわけだけど、アロエの植木鉢は底の方はともかく、上までそうなっているとは。
　そこの方……は、植木鉢と床の間に、土がたまっていて、巣になっているのよ。
　そこから植木鉢に入っているかな、という想像はしていた。

　なお、小さいアリたちだけでなく、秋にちらりほらり見ていた、ちょっと大きめ（２センチ以下だけどね）のアリもいた。アロエの植木鉢……。