こんにちは、小松店エンジニアの西藤です。
最近朝、外に出ると寒くて、車の暖房を掛けるのですが、日中になると暑くて冷房に変えています。
皆さんはどうですか?
体調を崩さないように、自己管理していきたいと思います。
今回は、古民家のリフォームで欠かせない工事をご紹介します。
古民家は今の住宅のような筋交いを設けたり、柱と桁を金物で固定したりすることはしません。
基本、竹小舞に土壁を塗ったものを、耐力壁としています。
リフォームにおいては、この写真にあるような荒壁パネルと言うものを張っています。
荒壁パネルとは、土、古紙、木などの安心素材をベースとした、耐力壁材です。
古い町家や古民家には、揺れに柔軟に対応した粘り強く耐える壁が必要なのです。
荒壁パネルは土壁の良さをそのままにして、パネル化することで、施工性の向上や品質の安定化を図った、現代版の土壁下地です。
木下地にビス止めしていくだけなので、スムーズに施工ができます。
古民家リフォームは細かな納まりが難しいところもありますが、工事中の様変わりが見ていて楽しいですね。
では。