情熱現場監督の日記帳

現場で起こる様々な出来事をお届けします!

リフォーム小松 耐力壁

2016-10-14 19:27:30 | ブログ

こんにちは、小松店エンジニアの西藤です。

最近朝、外に出ると寒くて、車の暖房を掛けるのですが、日中になると暑くて冷房に変えています。

皆さんはどうですか?

体調を崩さないように、自己管理していきたいと思います。

 

今回は、古民家のリフォームで欠かせない工事をご紹介します。

古民家は今の住宅のような筋交いを設けたり、柱と桁を金物で固定したりすることはしません。

基本、竹小舞に土壁を塗ったものを、耐力壁としています。

リフォームにおいては、この写真にあるような荒壁パネルと言うものを張っています。

荒壁パネルとは、土、古紙、木などの安心素材をベースとした、耐力壁材です。

古い町家や古民家には、揺れに柔軟に対応した粘り強く耐える壁が必要なのです。

荒壁パネルは土壁の良さをそのままにして、パネル化することで、施工性の向上や品質の安定化を図った、現代版の土壁下地です。

木下地にビス止めしていくだけなので、スムーズに施工ができます。

古民家リフォームは細かな納まりが難しいところもありますが、工事中の様変わりが見ていて楽しいですね。

では。