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本日から以下テキストを使ってマインドフルネスの実践をやっていきます。
このテキストを選んだ理由は、実に単純です。
タイトルに「今、ここ」と入っていたからです😆
どのみちさまざまな文献にあたるつもりでいるので、まず一冊目はインスピレーションで選んでしまいました。
きちんとワークが入っていたことも理由の一つです。こちらを実践しながら、他の本でも学習していく予定です。
実践記録と理論や気づき、実際何が変化したかブログで更新していきます。
マインドフルネスとは
そもそもマインドフルネスとは何か?というところから改めて学習します。
マインドフルネスとは
普段無意識的に自動的に行なっていることについて、完全に意識を向けるということです。
例えば、靴を履くときに「まず右足指から足先に向かって入れ、靴べらを靴のかかと壁面に合わせて立てる。立てた靴べらに右足かかとを当てながら右足のかかとを沈める。靴べらをゆっくりと引き抜く」という一連の動作をいちいち考えながらやっているでしょうか。
3歳の息子は靴を履くのも四苦八苦です。何なら右と左も間違えます。かかとが入っているようで入っておらず、歩き出した途端に靴が抜けて飛んでいくということもざらです。
ついつい時間がないと、手を出してしまいます。それは良くないとわかっているのですが……
話が逸れました…。それほど自力でやろうとすると時間がかかってしまうのです。まだ脳が自動化するほど経験を積んでおらず、全ての工程を意識しなければならないからです。
子供の世界が好奇心に溢れ、刺激的なのは全てに意識が向いているからに他なりません。
一方大人は、長年の経験によってほぼ全てのことが自動化されています。靴を履きながらも別のことを考えることができます。
同時に、意識が別のところへ飛んでいき、まさに「心ここにあらず」になっています。
これを突き詰めていくと、大人の一日の行動のほとんどが、脳の自動操縦状態下となります。
この状態が長引くと、自分がそこに存在している感覚が希薄となり、何か満たされない気持ちになったり、身の回りのものや人と自分との間に溝を作っていくというのです。
例えば、久しぶりの友人と遊んでいたとします。久しぶりの時間を1分でも無駄にしまい、記憶に残そうと、全力で楽しむことでしょう。
その後に友人が帰ってしまいます。いつ会えるのかもわからないその友人との別れに一抹の寂しさを感じるでしょう。ふっとよぎる孤独感や虚無感。
または、一日、ディズニーリゾートで全力で遊び倒した後、最寄駅に着いた時の魔法が解ける瞬間。
気づいたら土日が終わり、夕方放映される国民的アニメが始まると一気に虚無感に襲われるあの感覚。そういったものに近いのかもしれません。
このように何か裏切られた感覚や不満感が出てきて一気に幸福感が下がるそうです。引き寄せの法則で言えば、この感情が不幸な現実を引き寄せてくるということになります。
マインドフルネスのワークの目的
全てを受け入れて「今、ここ」にいることを学ぶと人生の不満の多くは消えていき、小さな喜びをたくさん見出せるようになるそうです。
誰しも、記憶に残るような美しいものをみた時や、極端にショックな場面などがあると思います。
そうではなく、普通に道を歩いているような時に、生命と意識が一体となり、満足感や不満感をも超越した「今」という時間と一体となる瞬間があるそうです。
これを「ピーク・モーメント」と言い、お釈迦様が「悟り」と呼んだのは、そのような状態だそうです。
「マインドフルネス」のメソッドを実践することで、「ピーク・モーメント」を発生させることはできなくとも、不幸をもたらす溝を閉じられるとのことです。
ということで、明日はもう少しワークの目的などに触れていきます。
ここまで読んで頂き、誠にありがとうございました。
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