季節の野原で葉っぱの音を・・・。

心の畑も耕せる農家でありたい。

あいち女性起業家・経営者支援プログラムCOMPASSのアクセラレーション・プログラム

2020年11月03日 | 気持ちを語る

写真は、昨年、里山の中の我が家と田畑で開かれたインスタレーションの今年の風景。

同じ場所では二度とやらないというのが、信条の主催者の女性は

いつもたくさんの人を惹きつけて一緒に空間を作り上げ、

人の心に沁み渡るひとときを与えてくれます。

そんな女性の空間アートの壮大な試みには遠く及ばないものの

「あいち女性起業家・経営者支援プログラムCOMPASS」という

愛知県主催のプログラムに少し前から参加をしており、次のステップの

アクセラレーション・プログラム審査を通過しました。

ー「あいち女性起業家・経営者支援プログラムCOMPASS」とはー

新しい時代に向け、事業と組織を変革する半年間のプログラム

2020 年は、ライフスタイルが激変し、ビジネスや組織は、いま⼤きな“変⾰”の時を迎えています。
新しいニーズや「ニューノーマル」が⽣まれる中、オンラインの併⽤、チャネル依存の解消、顧客開拓、商品開発など、経営者は多くの判断をしながら、新たなチャンスにスピード感をもって応えなければなりません。COMPASSでは、経営者に寄り添い、セミナーやメンタリングを通して、あなたのビジネスの再構築や成⻑を応援します。

******というもの。

これから4か月間、担当メンターによる定期的なメンタリングや、専門家メンターによる専門サポートを受け、骨ある事業を確立していきます。

 

なんだか、固い言葉ばかりですが、

自分としては、これまで集めてきた素材を、どんな料理にしたらよいかを考え、

わかりやすいメニュー作りを構築し、スムーズな動線の確認をしていきたいとの想いで

参加をしていくつもりです。

そうは言っても、これから年度末に向かってこれまでの年よりも

公私共にやらねばならないこと、教えること、見守ること、見届けること、迎えることの連続の

季節に突入していくことが一元管理の壁に掛けてあるカレンダーの

書き込みを見ずとも想像ができる今。

そこも含めて、いつもよりもぐっと覚悟してかからねばと心します。

風に揺れる朴葉の1枚1枚はとても薄くとも、束ねられて厚みを増す姿は

なんだか自分の心情を表しているように見えてきました。

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当たり前ではない、季節が巡るということ。

2020年09月24日 | 気持ちを語る

数年前に撮ったもので今年のススキではありません。

もうすぐ、同じ風景がみえるはずです。自然のうつろいというのは

ああ、またこの季節になったか。と過去を知っているからこそ

懐かしさや無事巡って来たことの安堵感も手伝って感じることのような気がします。

日にちの多少のズレや、気がつかないくらいの速さで順応していく自然に比べて

人間社会の変化は目まぐるし過ぎる感があります。

先日、ちいさな命を事故で亡くしてしまい、気持ちが沈んでおりまして

それはきっと誰にも気が付かれない妙な自信があるのですが

今日、思いがけずに他の人の悲しみの上にある、

自分にとってのありがたいお話しをいただきました。

自分のことだけを思えば、それは本当に感謝すべきことですが

手放しで喜ぶことはできない沈む気持ちは、すでに用意されていたのだと

静かに考えます。

それでも、新しく出会う相手には誠意を尽くして向き合うことが必要で

そこは気持ちを分けて考えなくてはなりません。

季節は当然のように巡ってきますが、

人間の生き方はそうゆう訳にはいかないものですね。

秋分の日も過ぎて、ようやく熱が取れてきた今日、

心は深くしていけるだけ深くなっていきます。

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養蚕農家と富岡製糸場へ

2020年09月22日 | 桑・蚕・繭

一面に広がる、蒟蒻畑。

スーパーで見る袋に入ったゼリーの背景には、こんな風景があったのだと

ため息が出ます。

この春から、オンラインというものがじわじわどころか、勢い余って飛び込んでくるのを目の当たりにして、予想もつかない日常を積み重ねてきていますが

やはり、実際に自分の眼で見る圧巻の風景にはかないません。

事前に何度も根気よく、こちらの申し出に付き合ってくださった

養蚕農家さんへの先進地視察は、どこまでも丁寧で全てを伝えてくださって

こちらも、直接対話と実体験に基づくお話しに、深く感謝をしつつ

これからの生き方の糧とせねばと覚悟します。

世界文化遺産となった富岡製糸場も訪れ、物言わぬ歴史ある建物について

養蚕地域で生きて来られた方のよどみなく語られるお話しが重なり

どこまでも、人によってつながっていく群馬県の養蚕を肌で感じる旅となりました。

養蚕農家になろうとしている訳ではありませんが、人の暮らしに多くの恩恵がある

桑とお蚕さんと繭から糸や布への営みは、心惹かれるものがあり、

任意団体で立ち上げた「繭のいろは」の取り組みとして

じっくりと、関心のある方やご支援をいただいている方と共に進めていこうと思います。

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子ヤギが産まれました。

2020年08月14日 | 生き物のこと

8月中とは思っていたものの、はっきりとはわからなかったヤギの出産日。

3日ほど前に母ヤギが大きな棚の後ろの日陰で休んでいるのを確認したその翌日に

すっかり毛が乾いて落ち着いている子ヤギがいて驚きました。それも2匹です。

きっと、棚で母ヤギを見た時には生まれていたでしょうに

ヤギは、自分を含む人間のように誰かの手を借りなければ出産できないわけではないのを

言い訳に、気が付いたら終わっていました。

 

直ぐ近くに60cmほどの高さに置いてある材木があるのですが、

なんとその上に胎盤が残っていました。

幅20cmくらいしかないのに、ここで産み落としたようで、

本当に、なんて生きる力があるのだろうと、言葉もありませんでした。

普通は、その胎盤を食べてしまうのですが、さすがにそれは無理だったようです。

でも、その日の午後、再び見ると、胎盤がありません。

きっとカラスが持っていたのでしょう。

ただただ、生きるために、生きる動物たち。

 

今、様々な人間の目線で苦しみ、悩み、いたたまれない気持ちで息を潜めている方々に。

また、この暑いのに、罪のない方々に冷たい視線を無意識にでも送っている方々に。

人知れず、母親だけで子どもを産み落とし育てているヤギの姿からも

この世に生まれてきた、そのことだけが全ての子ヤギたちからも。

なにかしらの心あたたまるエネルギーを受け取ってもらいたいと

思うのです。

汗をかいた私の腕をなめ、塩分補給する母ヤギの舌も生あたたかで、

それは、ちょっと勘弁してほしいと思いつつ

なめられるがままに、腕を差し出しておりました。

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桑から糸ヘ

2020年08月07日 | 桑・蚕・繭

桑の葉から絹糸が出来るんだと、経験してみて改めて知りました。

お蚕さんの体の中で、一体何が起こっているのか分かりませんが

小さいながら大きな役割を担ってくれています。

人間が飼う家畜というのは、鶏でも、豚でも、牛でも

みんな、大きな役割を持っている訳ですが

体の大きさは比では無くとも、その役割は互角に並ぶものがあり。

イマドキのオンラインで、手元まで誰もが公平に見ることが出来ることを

最大限に活かしながら、汗をぬぐいつつ、そんな話を若い世代にしています。

 

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菌が発酵するということ。

2020年07月24日 | 気持ちを語る

味噌にしても、醤油にしても、麹という菌が、

穀物を媒体として、その数を増やしていき、それを更に

塩と混ぜて時間をかけて別の新しいものを生み出すことで

美味しい日本の発酵調味料となるわけですが、

麹の菌が増える時に、結構な熱が出ます。

麹を仕込む時には、

温度が上がり過ぎると、自分で自分をやっつけて

麹菌そのものが死んでしまうので、そこを人間の手で

薄く広げたり、固まっているところをほぐしたりして

熱を下げ、発酵を均一にして、

そうして徐々に菌をまん延させていく。

そうして、菌が全体に広がったら

室から出して、風を入れ、熱を下げ切って、完成。

そこからが、本当の意味での出番で

まだ菌のついていない大豆と合わせて

全てに菌が回ったら、味噌や醤油となって

私たちの食を豊にし、体と心を育んでいく。

それって・・・・と、思いつく最近の人間社会と

同じではないの。と、思うのです。

だからと言って、麹の菌のように増殖していくのを

人間界の中で、良しとするということではないし

もちろん、大豆や小麦の無数の小さな粒々と、

人間一人一人は、同等に位置付けられるはずはありませんが

何か、まだ私には到底わからない新たな価値が

時を超えていく、その先にあるのではないかと思います。

 

大豆だって、麹菌と一緒に長い月日、

閉じ込められた暗いところで過ごしながら混ざり合うウチに

自分がいつか味噌となって、私たちの体内を整える役割を

与えられることなど知らない。

自分たちも、その最中にあるのだと、

今の状況を軽視することなく、それでも、

一筋の遠い光のその先を見失わずに、いたいと思います。

 

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森のようちえん、始まりました。

2020年07月19日 | 今日の来訪者

森のようちえん初日の明け方、土砂降りの雨音で目が覚めました。

これであるだけ雨を落として最後にしてね。と思いながら

どこまでも、終わらない準備をしているうちに

傘のいらない天気になり、今年度の、森のようちえんがはじまりました。

初回のただならぬざわざわとした心地よい緊張感を味わいながら

空は、灰色から水色へと変化していき

午後は暑さを避けるために日陰を求める大人たちをヨソに

エネルギー満タンの子どもたちと、子どもに関わる大学生の

元気な声が、はるか上空まで響いていました。

目には見えないちいさなものに翻弄されて来たここ数か月。

まだ、過去形になってはいない事実を受け止めながらも

それでも、未来へ進んでいく歩みを、一歩一歩。

地球にとっては私たち人間も、把握もできないほどちいさな存在なのだから

せめて、地球に嫌われない生き方をしてくことが大切ではないかと

地球の一角、里山に囲まれる皆さんの姿を見ながら

何卒よろしくお願いします。と、空に祈ります。

 

 

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食育活動の動画を作っていただきました。

2020年06月25日 | 企画とお知らせ

何もなければ今週末に開かれる予定だった食育活動表彰の表彰式が中止となったので

農林水産省が受賞者の動画を作ってくれました。

ありとあらゆることが、中止となり延期となり、閉められもし、突然閉ざされて、

予期せぬ理不尽さにもがき、思いだけがどこまでも遠くを見つめながらの数か月。

そんな中にあって、同じ月日の中で様々な分野で様々な支援策が打ち出されていき、

その気持ちがどんどん形になっていくことに、

どこからどこまでも人ってすごいなと思います。

自分も、何か、他の誰かのために役に立つことが出来ているのかと自問をしつつ

感謝をして動画を見ながら深く考えます。

とても上手に編集してくれてあるので、実物よりも良く見えますが

お時間のある時にご覧いただけるとうれしいです。(2分間くらいです)

第4回 食育活動表彰 受賞者の取組紹介動画

教育関係者・事業者部門 消費・安全局長賞
季の野の台所(愛知県)

https://www.maff.go.jp/j/syokuiku/hyousyo/4th/movie.html

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オンラインで伝えるということ

2020年06月06日 | 里山暮らしの中の手作り

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これまでは、IT技術の進化は小さな農家にも恩恵があり、仕組みを作った方々に

感謝しつつ、けれども、平面からでしか伝えられない故に、

どこまで本当の場に近づけるのか・・。と、思っていました。

五感に響くという意味では、視覚と聴覚のふたつしか鳴り響かないではないのかと。

それでも、その限られた条件の中でも、なんとか伝えなくてはならない環境に置かれて

初めて自分がこれまで、どれだけ現場主義でしかなかったのかを思い知らされました。

更には決められた時間割という制限も加わって、これまで使ってこなかった頭脳の領域を

新規開拓している、ここ3か月ほど。

 

まだまだ学校教育にお世話になっている子どもを育てるひとりの親として、

現場は止まっていても教育は止まることなく、

いえむしろ、机上では伝えられない学びがあると感じてもらいたい。

そんな想いで、昨日は汗を拭きながらパソコンと野の花や葉っぱを総動員して

オンライン授業をしていました。

平面に足らない部分を言葉で補って、これまでの自分の暮らしの在り方を、

これからの生活と環境と教育につなげています。

ありとあらゆることに感謝をしつつ、

やはり酷使して疲れた脳ミソ。

オンラインで作って見せた桜の塩漬けの蒸しパンを、

オフラインでいただきながら

桜の香りと汗をかいた肌に感じる爽やかな風にほっとします。

 

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農林水産省「第4回食育活動表彰」【教育関係者・事業者部門:農林漁業者】 消費・安全局長賞 を受賞しました。

2020年05月23日 | 手作り醤油

【受賞報告】

農林水産省「第4回食育活動表彰」【教育関係者・事業者部門:農林漁業者等】 消費・安全局長賞 を受賞しました。

手作り醤油の取り組みについて、消費・安全局長賞を受賞致しました。
手作り醤油に携わってくださる皆さんは、どなたもとてもあたたかで雰囲気衣も和やか、

そのこの空気は清々しくエネルギーに満ちています。
そんなみなさんのおかげでいただけた今回の受賞に感謝しつつ、醤油と共に分かち合いたいです。

近いのに、霞む表彰会場。中部国際空港に隣接する、愛知県国際展示場


6月に、愛知県国際展示場(Aichi Sky Expo)で表彰式が開催する予定が、中止となりました。受賞者の中で、一番会場に近い私としては、せっかくなので車で5分走って、伊勢湾超しに会場を撮影してきました。黄金色の小麦に救われます。


農林主産省 第4回食育活動表彰 結果

季の野の台所紹介のページ

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