季節の野原で葉っぱの音を・・・。

心の畑も耕せる農家でありたい。

花より影

2022年05月28日 | 里山暮らしの中の手作り

ドクダミの花にホワイトリカーを入れて作る虫刺されのエッセンス。

ドクダミが身近かにある方は、よく作るものですが、花よりガラス瓶と金ザルの影の方が美しいと感じる農婦。

きっと、ひねくれものなのでしょう。何かに対して誰もが美しいと賞賛するなら、殊更自分もその中のひとりになるよりも

あえて他に心配る目を持っていたいと思います。

昔から(いつ?)流行ものがキライで、自分が良いなと思う対象を、他の多くの方が「いいね」と言うようになると

それがキライになるという気の毒な精神を持っているのですが、だからこそ、淡々と地道になるべく中庸の中で歩いていきながら尚、今ないものが生まれることに心惹かれるものがあるのかも知れません。

それでも、ご縁のある方々からいいね。と言っていただけることには心からの感謝と、それに自惚れて地から足が浮かないように大地に足を差して、これからも更に歩いて行けるとありがたいと思います。

昨日、ようやく以前いただいたクワイの苗を田んぼのすみに植えました。いや、埋めました。

土の中に張り巡る根と、光と信頼関係にある葉っぱからも、見習うべきものが多くあります。

 

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藍から学ぶ

2022年05月24日 | 気持ちを語る

ミホとナミホとナミホの発酵学校

農婦の手作り醤油と、藍染めのプロとで進めています。

今日は、言葉にすれば、藍を建てる。ただただそれに尽きるのですが、初めて知る、藍のノウハウは、農婦の様々なこれまでの経験と、対象は違えども経過に似たところが随所にあり、改めてその通じるものの多さに驚きました。初めて学ぶのに、なぜか懐かしい。温故知新に、もうひとひねりした感覚を味わっていました。

ただ、決定的に違うのは、いつ状態が急変するのか、予測がつかない怖さ、面白さ故の感動がいずれある。ということでしょうか。

新しいことを学ぶ。誰かと一緒に学ぶ。理論的な仕組みを知る。気が付いた人が率先してみんなのために動く。勉強というのは、本来そういった楽しさがあることを、今更ながらに感じ、それが農婦に抜けていたがための、「今日」を与えてもらったことに、感謝。

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田植え。を見ていました。

2022年05月23日 | 今日の農作業

見ていたのは、ヤギと農婦と空を飛ぶ鳥。

のどかな風景と見ることもできますが、田植えをしている農夫は、一直線上を進むモデル歩きで、田植え機と共に黙々と苗を植えています。

農婦は、ヤギを配置し、写真だけ撮って、来週の発酵学校の下準備へ。

こちらは、拙い文章や写真では、お伝えしきれない深く濃い内容なのですが、それでも、必要とする方にある程度きちんとしたカタチで届くように、あれこれカラの雑巾を絞り出している最中でもあります。

見るとやるとは大違い。と申しますが、こんな平な画面でいろいろやれる時代であっても、いやだからこそ、人と人は、人と自然は、対面で心を向けて関わっていくことをこれからも、出来る範囲でやり続けていけるとありがたい。

夜は、知人が貸してくれた、野口英世とその母の壮絶な愛の物語「遠き落日」のDVDを観ました。

所々で泣ける場面がありましたが、見終わっての感想は

人の持って生まれた能力以上のがんばりのエネルギーは悔しさを跳ね返すバネが原点。という自分の思いと通じるものがあるということです。英世自身も母も、悔しさと反骨精神がないままの恵まれた平和な生活だったら、あそこまで昇り詰めることはなかったのだろうと思います。

人生、半ばを過ぎて来ると、(ようやく)いろいろわかりかけてくることの、なんと多いことかを痛感します。

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クワイの苗をいただきました。

2022年05月17日 | 気持ちを語る

芽(目)が出る姿が縁起が良いとされ、お正月のおせち料理にも入る、クワイ。

その苗をたくさんいただきました。

芽なのか、茎なのか、葉っぱなのか。

その緑色した曲線美と、その下に流れるようにある白根に、珍しく感嘆の声をあげてしまいました。そして、これは泥を塗られて凹んでいた農婦への励ましの姿。

泥の中で育つクワイが新年を祝う席に置かれることを思えば、農婦の泥くらい有難く受け取る広い心の器を持ちなさいと言われた気がします。

様々な気持ちを分かち合える仲になるのは、それほど簡単なことではないとは思うものの、それでも農婦の日々の暮らしの割合からして、珍しくいくつもの何気ない対話に心底救われるここ数日。

自分だけでオメデタイヤツにはなりたくはないので、気のある方々と、気の合う方々と、美しいクワイを分かち合いたいと思います。

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森のようちえん はじまりました。

2022年05月16日 | 自然の風景

日本福祉大学 森のようちえん・しょうがっこうの第1回目は

田んぼでスポーツ鬼ごっこから始まりました。

ちょうど、展望台の正面の田んぼを使ったので、そこから撮ったのですが

地上から、たかだか8m、されど8m。日ごろ、地べたを這っている身としては非日常な高さの中、

これこそが「地に足がついていない」状態でしたが、それでも、ここから見た風景は、確かにこの地球で一緒に生きているんだな。私たち。と体の力は抜けないまま、しみじみと感じていました。

有精卵も、この日に合わせて孵化するようにセットしてあったのですが、いつもよりも孵化したヒヨコの数が圧倒的に少ないまま、夜を迎えました。

命というのは、農婦なんぞでは図り知ることのできない仕組みの連続なのでしょうが、生きて目の前にいる。ただそれだけでいいものです。

それでも時々、泥を塗られることもあり、その都度悔しさにまみれながらゴシゴシと拭き取る労力も、訪れてくださる方々からいただくエネルギーでなんとか賄っていけていることに、ひっそりと感謝をします。

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雨天の日の静と動

2022年05月13日 | 衣食住の中の衣

約束した日が、ちょうど雨だった。というだけのことですが、外で何もできない午前中は、久しぶりで忘れかけていた機織りの縦糸のかけ方を教えていただいていました。

次回の発酵学校の時、皆さんに着古した綿の服や浴衣を持って来てもらい、それを裂いて横糸に入れて布に織ってもらおうと思います。

少し前、「ザ・トゥルー・コスト ファストファッション 真の代償」という、ドキュメンタリ―映画を観ました。その奥深く、明暗の差が激しい服の問題の解決になんぞ、到底なりはしませんが、縦糸を巻き、横糸を一本一本入れ、その都度しっかりと打ち込みながら織り込みながら、ほんの僅かづつであっても、静かに考えていく時間になればいいなと思います。

午後は、静から動へ。

たくさんの人に見つめられ、指示を受けつつ、雨の中、竹林に入り、火をおこし、その他、かなり凝縮した内容を、かなりエンジン全開でこなしました。来月放送される30分のテレビ番組の収録です。新鮮な方々、新鮮な時間の流れ、それぞれの役割を担っておられる場面の中にいて、午前の織りのように、こうして自分を含めた人間社会も糸から布になっていくのだとその仕組みを感じた次第。

夜は、その撮影の最中に長野から届いていたお蚕さんの入っている箱を開け、桑の葉を与えつつ、黙食する姿に心身共に忙しかった今日の(あ、いや昨日の)修復作業となりました。文句なしに癒されます。

なるべく感情の振り幅を自分の内部で微調整しながら吸収し、中庸であるために揺れを最小限に抑えるようにしてはいるつもりですが、たまには、こんな日もあっても良いかもしれません。

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野鳥一覧を作ってくださいました。

2022年05月08日 | 今日の来訪者

先日キャンプに来てくれていた男子高校生が、いつの間にか、こんな野鳥の一覧を作ってくれていました。

連れてきてくれた方から後でお聞きしたのですが、ご本人は鳥博士なんだそうです。

若い世代の素晴らしい観察力と好奇心に、日ごろ野鳥をぼーっと眺めては癒されているだけの農婦は、只々尊敬し、感謝する他ありません。

ただひとつ。熟してきたサクランボを一緒に食べ合った?競い合った?仲の鳥は、メジロとヒヨドリということだけはわかります。

美味しいサクランボを少しでもたくさん食べたい。そこのところだけを見れば、農婦も野鳥と同じ種類の生き物なのかもしれません。

全く飛べないのは致命的ですが。

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雨後の新緑の中で。

2022年04月27日 | 自然の風景

向き合う相手が人の時は、限りある経験や、ほんの少しの知識と、たくさんの愛を持って、その方にとっては、どれほどのものなのかは別にして、少しでも糧となる時間を過ごしていただきたいと思います。

向き合う相手が自然の時は、経験でもなく、知識でもなく、ただただたくさんの愛と心の糧となる時間を過ごさせてもらいます。

それでも、目の前に広がる田んぼは、我が家を含めた近隣の農家の皆さんが、田植え機でチャカチャカと苗を植え、稲刈り機、脱穀機、藁切り機や、それを複合的にしたコンバインで、ザクザクと収穫した後、籾摺り機と精米機でようやく白米になる、そのいくつもの過程の効率的な作業がどれほど多くのヒトの日々の食を賄っていることに貢献しているかを知っているので、我が家が無農薬やはさがけ天日干しをしているくらいのことを、殊更アピールする気にはなりません。

自然はいい。と誰もが感じるのは当然ですが、だからと言って、そこに人工的なモノが使われることよりも、手作業の価値が上と思うような優越感はエゴにしかならない。と、私は思います。

やりたいからやる。やれるからやる。好きだからやる。それは大事なことだけれど、機械や文明の利器に感謝をすることをいつも心の底に敷いておきたいと思うのです。

こうやって、キーボードをカチャカチャするだけで、文字が画面に表示され、地球の裏まで瞬時に届くなんて、自分が子どもの頃には想像すらしなかったことが、この風景の中でも出来るようにしてくれた頭脳明晰な方々に、心から感謝を致します。

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【初夏の里山どろんこスポーツ鬼ごっこ大会】

2022年04月20日 | 企画とお知らせ
ゴールデンウィーク、愛知県美浜町布土地区にある教育ファーム
「季の野の台所」森川さんの田植え前田んぼをお借りして行います。
大人も子どもも確実に120%泥だらけになります。
季の野の台所特製おやつ付きです。
※大自然の中で行います。虫や動物や植物も大勢います。
おおらかな心が必要です。神経質な方は参加ご遠慮お願いいたします。
 
●日時:5/5(木) 
●時間:13:30~16:00(集合13:00 。キックオフ 13:30)
●参加費用:
①一般参加 1500円/人
(スポーツ保険 季の野特製おやつ 田んぼを借りる謝礼含む)
●場所:470-2401 愛知県知多郡美浜町布土字豆池23    季の野の台所
●支払い 当日受付にて(お釣りのないようにご協力お願いいたします)。
●エントリー方法 
以下コピペして必要事項記入してください 
①参加者(参加者全員お願いします)
・名前 
・大人or 子ども
②連絡先メールアドレス 
③連絡帯電話番号
記入後
下記メールアドレスに貼り付けして送信してください。
メール:tannai82000@yahoo.co.jp
●予定競技種目 
①ウオーミングアップ
・美浜町布土でフット猿
田んぼコートで布土(フット)猿を行います。 
➁本戦
・スポーツ鬼ごっこ
田んぼの中でスポーツ鬼ごっこを行います。なので大人も子どももどろどろになりましょう。
③季の野の台所特製おやつ+表彰式
その他
※雨天、荒れた天気なら中止です。 
※泥だらけになります。簡単な泥落とす水はあります。
※靴下2〜3重か足袋必須(昨年刈り入れしたときの稲が残っていて裸足では危険な為)
※着換え必須
※天候により種目変更します
※コロナウィルス感染対策を徹底して行います。
※駐車スペースに限り(25台まで)がありますので布土公民館に出来るだけ12時30分お越しください。順番に季の野台所に車でお連れします。
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鳥の目、虫の目になって

2022年04月18日 | 自然の中で暮らすために

今から、ちょうど2年前、ドローンで撮っていただいた風景。

真ん中あたりの、里山が凹んだところに我が家があります。

地表に張り付いて生きる他ない人間の一人としては、空から見下ろされている鳥の目に習って、いえ到底そこに到達するまでには至らないのですが、それでも、放置しておけばすぐに狭くなる視野を広げて、違う角度からモノを見て考えることを時に思い出さねば。と、反省します。

そして同時に、時には虫の目になって、小さくて見過ごしがちなものをひとつひとつ見ながら春になった今、

また再び、多様な世代の方と、ここで様々なことをしながら、様々なことを考えて行くうちに

人生は進んでいってしまうのですが、それでも地道に地表をもぞもぞと歩いていく他ありません。

春の雨が降っているので、今日は晴耕雨縫で針の穴に糸を通して平な布を立体に組み替えます。

ズームとアップの差が激しいけれど、これでバランス取っている気が致します。

布と土に感謝。

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