『失恋論』出して8カ月になりますが、読んだ方から新刊当時と変わらずメールやメッセージをいただきます。
ご自分の失恋を本と一緒になって考えてくださっているご感想は、切実です。
本を読むことで、つらい失恋だったけど、楽しいときの思い出だけがアルバムのようによみがえってくるようになったという方がいらっしゃいました。
相手が自分にとって大切だからこそ、その相手への気持ちを「成仏」させたい、ただの恨み言では終わりたくないという気持ち、僕にはありました。
でもそれも、ひとつの挫折した支配欲だったのかもしれない。
そこから解き放たれたとき、「楽しい想い出」だけが眺められる、そんな瞬間が来るのはとても素敵ですね。
僕はあの本に書いた相手との交際期間がなかったので、思い出があるのはとても羨ましく思います。
ご自分の失恋を本と一緒になって考えてくださっているご感想は、切実です。
本を読むことで、つらい失恋だったけど、楽しいときの思い出だけがアルバムのようによみがえってくるようになったという方がいらっしゃいました。
相手が自分にとって大切だからこそ、その相手への気持ちを「成仏」させたい、ただの恨み言では終わりたくないという気持ち、僕にはありました。
でもそれも、ひとつの挫折した支配欲だったのかもしれない。
そこから解き放たれたとき、「楽しい想い出」だけが眺められる、そんな瞬間が来るのはとても素敵ですね。
僕はあの本に書いた相手との交際期間がなかったので、思い出があるのはとても羨ましく思います。