京野菜 畑菜（はたけな）

　　　　　　　　　　伏見稲荷大社で参拝を終えて　清水が湧き出る御香宮神社へ向かっていると



　　　　　　　　　　新鮮なお野菜を売っている　小さなお店がありました



　　　　





　　　　





　　　　　　　　　　　低農薬や無農薬の有機野菜です　よく使う大根　蕪　人参　白菜



　　　　　　　　　　　ミズナ　キャベツ等のですが　そのなかに「畑菜」もありました



　　　　　　　　　　　「畑菜って何の葉っぱですか？」・・・と聞いてみました



　　　　　　　　　　　今が旬の京野菜で　京都でも伏見区久我地域にだけ栽培されていて



　　　　　　　　　　１～２月が最盛期　初午の大祭の頃は　霜にあたって甘味が増し栄養価も高い



　　　　　　　　　　　京都では昔から「辛子和え」にして　



　　　　　　　　　　　　　　　　　お稲荷さんの「初午」の日に食べる風習があるそうです



　　　　　　　　　　　


　　　　　　　　　　「美味しおますえ～」と云われて　ひと束買って帰りました



　　　　　　　　　　　　今日早速　ネットで見つけたレシピで作ってみました



　　　　


　　　　　　　　　　　　ほうれん草や春菊の和え物を作る要領と一緒なので簡単です


　　　　　　　　　　　　材料は畑菜一束　　醤油大匙３　　砂糖小匙１　　和辛子小匙１


　　　　　　　　　　　　　　　　　味醂　酒は適量　　出汁適量　　すり胡麻大匙２


　　　　　　　　　　　　　調味料は各ご家庭の和え物の分量で辛子を加えると良いですね　


　　　　　　　　　　　　　辛子は先に調味料と合わせておいて和えます　煉り辛子でも可



　　　　　　　　　　　　　簡単に出来上がりました


　　　　



　　　　　　　　　　　　　ピリッと辛子が効いてシャキシャキした食感で美味しい和え物です



　　　　　　　　　　　　　畑菜は江戸時代の貝原益軒の「採譜」に記録のある伝統野菜だそうで


　　　　　　　　　　　　　元々　菜種油を採るために栽培されていたのを食用にもなるので



　　　　　　　　　　　　　春先の若菜として利用され現在の畑菜に改良されたそうです



　　　　　　　　　　　　　思いがけず　知らなかった伝統野菜に出会えて良かった～