夏越の大祓 茅の輪くぐり

　　　　　　　　今年も早や半年過ぎ暑い夏を迎える時期になりました

　　　　　　　　神社では年中行事として年に二度「六月の大祓（夏越の祓）と

　　　　　　　　十二月の（師走の祓）」を　各神社の境内で執り行なわれます

　　　　　　　　日本人的考え方に基づくもので日々の生活の中で無意識の内に犯している

　　　　　　　　諸々の罪や過ちを人形（ひとがた）に移して身もこころも清め

　　　　　　　　神社の境内に建てられた茅（かや）を巻いた大きな輪（茅の輪）をくぐって

　　　　　　　　無病息災を願う神事です　半年過ぎた最後の日６月３０日に行う神社が多いそうです

　　　　　　　　私が今日お参りしてきた大阪市中央区にある神社「御霊神社(ごりょうじんじゃ）も

　　　　　　　　夏越の祓いは明日１６：００から執り行なわれるとの事ですが・・・・

　　　　　　　　私は一日早く茅の輪をくぐり身を清めてきました　　　朝早く出かけたので

　　　　　　　　神主さんと禰宜さんらしきお人が縄や茅で茅の輪を整えている最中でした

　　


　　



　　　　　　　　先に人形（ひとがた）に名前と歳を書き息を三回吹き込んで社務所へ納めます

　　　　　　　　明日１６：００から水無月大祓式が儀式殿であるので是非お越し下さいとの事でした

　　　　


　　　　　　　　　　


　　　　　　　　「茅の輪も完成したのでどうぞ」と云われたので作法通りにくぐりました

　　　　　　　　　左足から入り左回り　次に右回り　もう一度左回りをします

　　　　　　　　　回り終わったら中央の神殿に進み参拝します

　　　　　　　　　　


　　　　　　　　　以前からこの行事は知っていましたが実際に神社で茅の輪をくぐったのは初めてです

　　　　　　　　　友達が茶会をした時　茶室の前に茅の輪を設えて夏越の祓いの趣向でした茶会でした

　　　　　　　　　

　　　　　　　　　大阪のメインストリ－ト御堂筋の西側　大阪ガスのガスビルのすぐ近くにある御霊神社

　　　　　　　　　地下鉄御堂筋線「淀屋橋駅」下車　１３番出口より徒歩５分です

　　


　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　鳥居の額の字は「御霊宮」です


　　


　　　　　　　　　　



　　　　　　　　　茅の輪くぐりの輪は何故「茅」で作るのでしょう・・・

　　　　　　　　　葦（アシ　ヨシ）などの水草を束ねた「茅の輪」は

　　　　　　　　　草の持つ浄化作用とと魔除けの力があると信じ

　　　　　　　　　心身共に知らずに犯した諸々の罪や穢れを祓い　それと共に神々のご利益で

　　　　　　　　　災厄を祓い除き　暑さ厳しい夏を健康で乗り切れると信じ「茅の輪」を作って

　　　　　　　　　これをくぐり越えるようになったと云われているそうです