日々好日

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采振木(さいふりぼく)

2010-04-06 | 花の世界
 



 
                 

                 バラ科の落葉小高木

             花が美しいので庭木 盆栽 切花に栽培



             毎年 4~5月 お寺の前庭に

                    真っ白な花を咲かせます


             白色5弁の10個前後の花を

                  短い新梢の先につけています



             昔の武将が打ち振って「突撃!」などと

             指揮する時に使う道具に似ているから

             それに見立てて「采振木」の名前の由来




           「采配」すると言う意味もここからきている





    




        別名 四手桜(してさくら) 楡桜(にれさくら)

        この「四手」というのは神社の鳥居や神殿の前の

        太い注連縄(しめなわ)に付けてある白い紙のこと





 



        如何に汚れのない真っ白な花であることの証明です



        北アメリカ北東部原産の植物で園芸果樹

        日本の「采振木」とは少し種類が違います

        「亜米利加采振木」と言われています




   


        花の咲いた後 6月頃に果実が紫黒色に熟し

        収穫して生食として食べられるそうです


        ジュ-スやジャムにも加工 ケ-キにも利用



      6月に収穫されることから「June berry」と言います



      最近は日本の果実店でも時々売っているそうですが

      未だ見かけた事も食べた事もありません


      ジャムにすると甘酸っぱく

             リンゴのような風味だそうです





    



      因みに日本の「采振木」の実は小さくて

                 食べることが出来ません

      食べてみたらとてもひどい味だそうですよ~


      実が熟すのは6月(June)ではなく9月~10月頃


      花は関心があって見るんですが・・・

             果実は見たことがありません(^^ゞ


      一応 紫黒色に熟すので

          その頃忘れずに見に行くことにしましょう!

      


      きれいな花の話がいつの間にか食べる方に・・・

                やっぱり食いしん坊ですね〔笑〕

































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