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起業小説 【 はぐれ狼が奔る 】
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なんとも痛快な男が登場したものです。
自らを「はぐれ」と称しつつ、「狼」であると自認している。
とかく群をなしたがり、群の掟に従って、それを「和」と誤認
している、世のサラリーマン大衆とは、大きく異なったキャラ
の持ち主。
考え方のベースが違う。
先輩から受け継いだ業務を、後生大事に抱え、それを後輩
に引き継ぐだけで、「おかげさまで、大過なく、サラリーマン
人生を送らせていただきました」と、定年退職の日を迎える。
そんな生き様でいいのかよ!
仕事とは他人から命じられるままに、それをこなせばいいって
もんじゃない。
己のマナコを拡げ、先輩連が見落としてきた、より大きなモノ
に挑戦する。
新たなビッグ・ビジネスを起すことこそが、男たるものの生き
がいじゃないか!
こんな男は当然目だつ。
そして多数の「和」を尊ぶ輩のジェラシーを招く。
こんな男は当然オンナの子にもてる。
それがまた、多数の輩には面白くない。
かくして「ハーレム事件」なるものが、でっち上げられた。
「はぐれ狼」は、それを名誉と心得る。
こんな会社は辞めてやろう。ただしタダじゃやめない。
権力の行き交いに、右往左往しながら、派閥の争いに乗り
遅れまいと競うだけの、情けない重役連も、中堅幹部たちも、
みんな巻き添えに、愛した会社を大掃除。
その条件で「辞めてやる」。大和男児に二言は無い。
起業という言葉には、輝かしさを伴うが、現実はそんなに
甘くない。茨の道で傷つく度に、現われる癒しの美女たち。
まさに男のファンタジーの世界を描き出した、人生応援歌である。
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