ついに!!
ギネス作家・小林真一の七作品目
『逆転「関ヶ原」』が創元社より発売されました!
本の紹介
「関ヶ原」の戦いなるものは、たった半日だけの合戦で
勝敗が決まり、徳川の「天下取り」が 成ったという。
事実は、徳川の大兵力は合戦に 参加していない。
豊臣恩顧の武将群が、 個人的感情や情報を欠く
混乱の中で東西 いずれかに組み込まれ、いわば紅白戦を
戦った。 詐欺師家康が催眠の術と恫喝を駆使しての
不思議な天下取りであった。「歴史のイフ」が入り込む機会が
こんなに豊富な「天下分け目」の かげに、ロマンに充ちた
武将たちの多くが、多様な 対立軸の中で、覇権への道の
主役たり得た。 「関ヶ原」は群像ドラマでる。
COMMENT
誰もが知っているほど有名な「関ヶ原の戦い」。そしてその勝者
として名高い徳川家康。小林氏はそんな家康を作品の中で
「詐欺師」と呼ぶ。
(~八月十六日大垣落城(イフの世界)~ P235より)
ボクはここで、徳川家康という歴史上の人物に与える、 最適な
称号を正式に示すことにする。すでに何度か使った用語ながら、
「詐欺師」こそがその実態を示すに足る称号である。
詐欺師家康に翻弄される各武将に焦点をあて、史実に
残されていない「タラ・レバ」の世界で真の「関ヶ原の戦い」 を紐解く。
(~三成を動揺させた小早川秀秋 ~ P127より)
未来の展望を図るためにも、歴史に学ぶことは多い。 その時
現実に起きてしまった事だけが参考になるのだろうか。
そうじゃなかろう。後一日前後していたらとか、あの場所が
少しズレていたらとか、そうした意味でのタラ・レバを併せて
考える時に、本当に歴史に学ぶことが出来るのである。
「関ヶ原」の深くまで追求したこの作品は、歴史に精通
していても読み応えのある内容に仕上がっている。
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