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瀬戸芸 想い出ブログ2010

私の瀬戸内国際芸術祭旅行は2010年10月8日(金)~11日(月)の連休でした。
写真を整理しながら書きました。

小豆島(土渕海峡付近.富岡八幡宮下の浜)60 Net-Work1

2010-10-16 15:11:10 | 旅行
2010.10.9

宝船をあとにして、バス停2個分歩いて、次の作品へ向かう。
これ見たかった作品なんだー。
着いたとき、誰も人がいなくて、超ラッキーでした♪



60 スゥ.ドーホー「Net-Work」

網で覆われたトンネルを浜に設置。
一見、漁の網を干しているかのように見えるが、作品に近づいて目を凝らすと、
その網は膨大な数の小さな人型の手足がつながってできているとわかる。
海岸沿いを歩きながら鑑賞できる作品。

小豆島(土渕海峡付近)59 宝船2

2010-10-16 14:56:04 | 旅行
2010.10.9

59 豊福亮「宝船」

宝船という題名どおり、金色の装飾を施した船を土渕海峡に浮かべ、一定区間を運航。
鑑賞者は波に揺られながら、バロック調の船のなかで、非日常的な体験ができる。
運航時間外は船着き場に設置されている。

写真の通り、きんきらきんの内装ですごいです。
本当は船の窓は開いているのですが、この日は雨だったので閉まっていました。
成金気分が味わえるかな???笑








小豆島(土渕海峡付近)59 宝船1

2010-10-16 14:02:30 | 旅行
2010.10.9

さて、犬島をやっとのことで離れたあと、豊島へ向かう船のなかで、作戦を練り直す。
本当は、このあと豊島めぐりをする予定でいたが、時間的に無理そうなので諦め、小豆島に変更する。
なぜかというと、帰りのフェリーの時間が、小豆島(土庄)~高松なら、かなり遅い時間まで運行しているからだ。

犬島14:00→豊島(家浦)14:20→豊島(唐櫃)14:40→小豆島(土庄)15:09

港が近くなってくると、なんともいい匂いがしてくる。
これはごま油の匂い・・・外なのに、こんなに匂うなんてスゴイな!
港のそばに工場があるみたい。
小豆島は「ごま油」と「お醤油」と「オリーブ」が有名だった。
さっそく、ごま油の匂いで、お出迎えの儀(笑)

小豆島(土庄港)についたら、バスの時間がやばくてダッシュでバス乗り場へ走る。
本当はもう出発しそうな状態のバスに乗りたいと宣言してから、売り子のおじちゃんからバスのフリー乗車券700円を買い求め乗車。15:14

「国際ホテル前」バス停で下車して、宝船のある場所まで歩く。
バスの中から、エンジェルロードが見えました。
この時間は人が歩いて渡っていましたが、私はそちらへは行きませんでした。



YouTube 香川おもしろ発見伝-小豆島1

犬島(港にて)積み残しに合う

2010-10-16 00:51:18 | 旅行
2010.10.9

製錬所と家プロジェクトを一通り1時間半弱で見終わり、併設されていたカフェで一休みしながらお勧めの珈琲ゼリーだけはしっかり食べた♪後、モダンなチケットセンターへ戻る。11:50頃
(ここでもまたコーヒーゼリーを食す!コーヒーは飲めないのに、珈琲風味の物は大好きな私)

13時発の船の時間までまだあるから、センター内で犬島だけのオリジナルグッズを物色したり、犬島ジンジャーを飲んだりして休憩することにした。。。(外は雨なので、むやみに出歩けない!)

人気の犬島ごはん弁当があったけど、おなかが空いていなかったので、食べませんでした。
まわりで多くの人が食べていて、ちょっと残念だったけど、仕方ない。
朝のホテルで食べた朝食は失敗だったかしら・・・。いやでもまあ良しとする。


さてさてこの休憩がマズかったか。。。12:30
犬島→豊島へ行きたかったのだが、船着き場へ行ってみると、すでに長蛇のが。。。???
なんと狙っていた13時発は乗れず、13時半の臨時便もすでに列が長いぞ...

列に並んで待っていると、それにも乗れないと情報が入る。。。
なんでも高波であぶないので、急遽乗船人数制限が出され、65名の船に40名しか乗せないとの説明がなされる。

(_ _")~~ (_ _')~~ (_ _#)~~ (_ _")~~ (_ _')~~ (_ _#)~~

ずぅーーーーと、列に並びつづけて、その間は、傘さしながら風雨にさらされ続けてた。。。
列を外れると、人数カウントしてもらえなくなるから、気が気じゃないので、動けなかった。
(こういう時は一人旅は不憫よね、でも列の前後に並んでいた方達とお話して過ごすひと時を得ました。途中トイレに行くときも、頼めてよかった。)

そんなこんなで、やっと乗船できたのが、14時でした。
イヤァ、よく待ち続けたなぁ。でも待つしかないんだよね、これしか豊島行の船便ないからね。

これがネット情報で読んだ噂の「積み残し」や「混雑発生」なんだなぁと、しみじみ実感してました。
でも別に怒りはしていない。
関係者が誘導に大変な労力してくれているのは、とてもよく解るし、たまたま悪天候だっただけだし、仕方がない状況なだけである。
これも瀬戸芸旅行の醍醐味と考えよう!

思うに、瀬戸芸の混雑は頻繁に発生してたと思う。
そして些細な言い争いは、どこかで多々あったかもしれない。でもあまり耳には入ってこなかった。
そんなマイナスの感情も、瀬戸内の海を見ているだけで、洗われ穏やかに消えてしまうのです。
だからみんな、長い待ち時間にも耐えられたのではないか。
都会だったら、絶対にキレる人が続出したと思う。




犬島(家プロジェクト)71 F邸

2010-10-15 23:57:44 | 旅行
2010.10.9

71 F邸
柳幸典の「山の神と電飾ヒノマルと両翼の鏡の坪庭」

ヒノマルの電飾が漏電して点かないときがあるらしいが、私が行った時は点いていてラッキーだった。
それから、地元のおばさんらしき人が担当していて、犬島や作品について外人さん相手に、日本語で熱く語っていました。





犬島(製錬所) 2

2010-10-15 23:08:16 | 旅行
2010.10.9

内部は煙突の構造を利用し、夏は空気を冷却、冬は暖める構造で館内を安定した
環境に保っている。常にどこからか風を感じます。

そしてミラーを使った、長いくねくねしたトンネルがある。どこまであるいても
太陽の映像をを背にして歩いていける作品1。

奥に行くと開けた場所に部屋があり、三島由紀夫の渋谷区松濤にあった家の部材
(窓とか扉とかガラス等)で、不思議な空間を作っている作品2。

次に狭い部屋に入る。三島邸で使われていたふすまが向かい合っている。
襖を開けると、鏡があり、赤い文字が映し出され、流れ落ちて行く作品3。

また三島由紀夫の作品文章が一文字、一文字、黄金に彩られ、つながり、吊る
されている作品4。

とにかく三島由紀夫をリスペクトした作品達でした。


作品2の空間に「ヒーロー乾電池」という題名がついているらしいが、
よくわからなかったな。誰か理由知っていたら教えて欲しいです。

それとも三島由紀夫の小説を全部読めば、解るのかな?






犬島(製錬所)1

2010-10-15 22:29:11 | 旅行
2010.10.9
今回、自分の中で一番興味のあった製錬所の見学開始。
(写真撮影不可なので残念ながら内部の画像はありません。)
(また外は風雨がめちゃくちゃ強く、傘をさしながらの撮影は無理があり、よく撮れませんでした。傘を両手で支えていないと飛ばされちゃう勢いの天候だったから、シャッターが切れない。泣)

犬島アートプロジェクト


犬島で展開しているアートプロジェクトの第一期となる施設が「製錬所」である。
その名の通り、ここはかつて銅の製錬所だった。
その近代産業遺産の遺構を保存し、再生し、アートスポットして生まれ変わった。
建築家の三分一博志氏が設計を手がけ、アーティストの柳幸典とのコラボレーションが実を結んだ。

柳は作品素材に、犬島産の石や銅製錬の過程で派生するスラグなど、この島特有のものに加え、
三島由紀夫邸の部材を使用。日本の近代化に貢献した製錬所跡と戦後日本を代表する作家という
モチーフを重ね、現代社会について問う。(ガイドブックより)


YouTube 犬島製錬所

YouTube 犬島in中田英寿



2日目は犬島目指して

2010-10-15 15:47:37 | 旅行
2010.10.9 2日目開始(天気:雨)

今朝は5時過ぎ起床。
何故なら昨晩ホテルのネットで調べた時、直島→犬島整理券配布情報を見つけたの。
これだ!!!!!絶対に整理券取るぞ~。

高松港まではホテルから歩いて20分位。
朝6時半過ぎには、直島→犬島行きの整理券をゲットする列の比較的前方に並ぶ。

7:15に整理券が配られ、即受け取り、その後一旦ホテルまで朝食食べに戻りました。
(宿泊中に一度くらいはホテルの朝食を食べたくて、タクシーで戻った。)

7:25にホテルに着く。1Fレストランへ直行して、パンと卵とサラダと紅茶をかっこむ。

7:40に食べ終わり、待って頂いたタクシーで港へ速攻戻る。乗車時間は約7分位。
(タクシーのおじちゃんが優しくて、待ってる間はメータ止めててくれました♪)

7:50発の直島行きフェリーに乗船完了!ハアハア・・・間に合った、自分やるじゃん!

我ながら笑笑笑な行動だった。
基本ケチケチ旅行だから、タクシーなんて本来もったいないけど、折角の旅行だ。
普段絶対にしもしない事をしてみた(笑)
それに朝早くては、お店開いてないだろうし、土地勘ないしと、まあ色々理由もあったけど。



この日は1日本降りで残念な天気になってしまった。

まずは直島へ着いて、まっすぐ犬島行きの高速艇のりばへ移動する。
1隻は臨時便で、もう1隻は通常便?・・・。
とにかく並んで乗ろうと進んだら、私の目前で定員オーバー。
諦めかけたら「あんた1人だけ?だったら乗りな!」とおじさんの声が掛かる。
ラッキー♪とばかりに1隻目最後の乗船者となり、乗り込んだ。
(こういう場合、1人旅は自由度が高いね。)

さて、この後からがワイルドな旅となる。
犬島まで所要時間は雨天のせいか50分くらいかかったっけ。
とにかく高波と雨風のせいで、船がユレるは揺れる。
恐いけど、ちょっと楽しんでもいた。
まるでジェットコースター並み。
船後方のオープン席にずっと立ちっぱなしだったのですが、ポンチョ持ってて大正解。
(こういう旅行には必ず、かっぱやポンチョ、折りたたみ傘は必需品)
他のみなさんは、結構潮風や風雨にやられて、ずぶ濡れねずみで大変そうだった。
(でも気温がそんなに低くなかったから、寒くは無くてよかった。)
オープン席に腰掛けて、傘を横にさして、雨と波しぶきを凌いでいるおじさんも居たな。
揺れるからずっと手すりを握り続け、けっこうサバイバルな状況で、犬島へやっと着岸~。9:45

まだ10時すこし前だったので、モダンな建物のチケットセンターもオープンしておらず、しばし待つ。。。
やっと開けていただいて、判子とチケットをもらい、いざ製錬所へ!!!!
相変わらず外の風雨は強いまま、傘を斜めにさしながら向かいました。


YouTube VOICE21-7





直島(家プロジェクト)~帰途

2010-10-15 14:44:26 | 旅行
2010.10.8
さて、このあとからは撮影禁止ばかりだったので画像がありません m(_ _)m
とにかく家プロジェクトをぐるぐる観て回りました。この頃、小雨が降り出した。
5:千住博「石橋」
6:須田悦弘「碁会所」
E:内藤礼「きんざ」は予約してなかったので観れず・・・。
A:宮島達男「角屋」
---水面に125個のデジタルカウンター設置。明滅を繰り返す、瞑想的で静寂な空間となっている。
C:杉本博司「護王神社」


※ここで一休み15:10
家プロジェクトの町中を歩き回っていたら、カフェの手書き看板発見!
南寺観賞まであと40分くらい時間あるし、よしっ行ってみよう。
路地奥にある古民家にてイエメンコーヒー店がありました。
ごく普通の民家のたたみ部屋(12畳位?)にあがって、ちゃぶ台を前にして座る。
(靴ぬいで足伸ばせてとってもよかった。旅行者に畳はやさしい。)
店主はHussein Ahmedさんという方で、その奥さん(日本人)と二人で切り盛りしているお店。
ここではコーヒーゼリーを注文しました。(実はコーヒー飲めない私)
注文してからしばし待つ間、隣のちゃぶ台ではHussein Ahmedさんが他のお客様にイエメンコーヒーのすばらしさを英語と日本語を織り交ぜながら得々と熱く語っていました。
そんな中、奥様がコーヒーゼリーを持って来て、食べたのですが、これが美味しい事、おいしいこと♪
ふむ、コーヒーを語るだけあって、なかなかこだわっているみたいです。
コーヒー飲めない自分だけれど、きっとここのコーヒーは美味しいのだろうと思いました。
(このお店はその後、東京渋谷の代官山へもお店をオープンさせたみたいです!)


D:ジェームズ・タレル「南寺」バックサイド・オブ・ザ・ムーン16:00~16:15
 かつてここに実在していた寺が、島の人々の精神的なよりどころであったという記憶をとどめようとした作品。
建物の設計は安藤忠雄。真っ暗な中でジッと8分程かすかな光を感じとる作品なので、面白いというわけではない。お子様には難解な作品だと思います。

上記を観賞後は、ダッシュでバス停まで行き、16:20発のバスで宮浦港まで戻りました。

17時発のフェリーまでの時間が10分程あったので、港すぐ近くにある「Iラブ湯」の外観のみ見学に行ったのが上の写真です。
この銭湯は内部も同じ様に凄く楽しいらしいですが、宿泊でもして銭湯に入らないと見れない(泣)

17:00直島(宮浦港)→18:00高松港行きに、すぐ乗り込み、帰途につきました。

瀬戸芸1日目無事終了。本日の直島は結構回れた方かなと思いました。
いろいろ観れて満足。
本日から高松市内のホテル泊です。


YouTube VOICE21-1

YouTube VOICE21-2







直島(家プロジェクト)はいしゃ

2010-10-15 14:31:43 | 旅行
2010.10.8

B:大竹伸朗 はいしゃ/舌上夢/ボッコン覗
もとは歯科医院兼住居だった建物を作品化。
屋外や外観には多様なオブジェや絵画、看板などがコラージュされ、
混沌とした空間が構築されている。(ガイドブックより)


外から見るとボロだけど、コラージュされた壁面はおもしろい。
ちなみに中もボロだった。笑(撮影禁止)
壁が真っ黒な部屋とかある。
なっなんとこの家の中には自由の女神像が納まっているのでした。
ビックリ!狭いのに一体どうやって入れたのか?
なんでもこれの設置費が500万だったとか?

「はいしゃ」と「廃舎」をひっかけているらしい?





直島(家プロジェクト)

2010-10-15 14:12:11 | 旅行
さて、地中美術館は1Hほど観て回り、早々次の目的地なる本村へ向かって、バス移動。
家プロジェクトでは、まず何と言っても町並みがいいね。
ここで一番重要なのが、南寺の整理券をゲットすること!
なので、14:15頃着いて一番先に行きました。
16:00の南寺整理券ゲットしてから、本村めぐり開始!

あっ初めて猫みっけ。