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瀬戸芸 想い出ブログ2010

私の瀬戸内国際芸術祭旅行は2010年10月8日(金)~11日(月)の連休でした。
写真を整理しながら書きました。

3日目(漆の家)50-1

2010-10-24 12:08:39 | 旅行
2010.10.10

3日目ルート
高松港→直島経由→豊島経由→男木島→女木島→高松港


50 漆の家プロジェクト
伝統的な讃岐漆芸の技法を活用し、木造家屋をリノベーション。
「黒い部屋」では漆の感触を全身で感じ、「白い部屋」では讃岐漆芸の繊細な技術が目にできる。
(ガイドブックより)


※漆アレルギーのある方は入場をお控え下さい。


黒い部屋
右翼の奥は黒い部屋。
漆黒の中に、讃岐漆芸の技法のひとつである「彫漆」で彫られた色とりどりの星々が空間いっぱいに広がります。
彫漆は、色漆を何層にも塗り重ねて、漆の層を彫り出していくものです。
それはまるで宇宙に新しい星が生み出すかのです。(制作監修:北岡省二)
(パンフレットより抜粋)


やっぱり高級感があります。漆の黒には。色つやが素敵。
そこから光が点々と見えるのは、まさに異次元空間そのものでした。
写真がぶれちゃってて残念ですが、私の心にはしっかり焼き付いていますから!



3日目(男木島)49 誕生-産殿-性-生-死-墓-男木島伝説(仮)

2010-10-19 13:54:39 | 旅行
2010.10.10

3日目ルート
高松港→直島経由→豊島経由→男木島→女木島→高松港


49 北山善夫「誕生-産殿-性-生-死-墓-男木島伝説(仮)」
山頂近くにある豊玉姫神社は、かねがね安産の神様として知られている。
この神社の伝説から得た着想をもとに、これまで人間の生と死をテーマ
に作品制作を行なってきた北山が、絵画作品とインスタレーションを
発表する。(ガイドブックより)

写真は12畳ぐらいありそうな大きな赤い布に白長い点抜きで喜怒哀楽の顔
を染めた作品。でっかくて迫力あります。
他の作品いずれも、毒々しいですが、生と死をテーマにするとこうなるの
かも?




3日目(男木島)56 オルガン-2

2010-10-19 13:40:05 | 旅行
2010.10.10

3日目ルート
高松港→直島経由→豊島経由→男木島→女木島→高松港


56 谷口智子「オルガン」
立体迷路のように入り組んだ男木島の路地に、パイプを配管。
望遠鏡や潜望鏡が組み込まれたパイプを覗くと新たな世界が現れたり、
ハモニカや風などの音が聞こえたりと、パイプに沿って歩くと楽しくて
発見のある体験ができる。(ガイドブックより)


ほんとに路地のあちこちにパイプが張り巡らされている感じで、どこに
どこまでつながっているのか想像が難しい。パイプの口に耳を当てると
どこかの誰かの声が聞こえたりする楽しい作品ですね。




3日目(男木島)56 オルガン

2010-10-19 13:26:45 | 旅行
2010.10.10

3日目ルート
高松港→直島経由→豊島経由→男木島→女木島→高松港


56 谷口智子「オルガン」
いろいろ細かい仕掛けがありますが、中でも男木島郵便局横の作品はピカイチ。
スコープを覗くと、男木港で繰り広げられる出会いと別れが見れちゃいます。
ちょっとした高台にあるので吹き抜ける風が気持ちいい。
単なる作品ではなく、私たちが男木の日常を感じるための作品だと思います。
素通りはもったいないですよ!
(9月25日発行のこえび新聞より)


これ以外のパイプで、ハンドルが付いたものがある。
手でハンドルを上下させる(自転車の空気入れみたいな形)と、音が鳴るよ。

3日目(男木島)48 SEA VINE-2

2010-10-18 17:31:50 | 旅行
2010.10.10

3日目ルート
高松港→直島経由→豊島経由→男木島→女木島→高松港


48 高橋治希「SEA VINE」
空家を活用し、海が見える窓から室内に波が入ってくる光景を
表現するインスタレーション。
陶磁器製の波が大きなうねりとなって部屋全体に広がり、花や
葉の形をした水しぶきも室内を満たし、海との一体感をもたらす。
(ガイドブックより)


花も何もかもすべて陶磁器で出来ています。
海に浮かぶ島々や瀬戸大橋、高松の町並みなどが、水しぶきである
磁器片の一つひとつに描かれている。




3日目(男木島)48 SEA VINE-1

2010-10-18 17:25:33 | 旅行
2010.10.10

3日目ルート
高松港→直島経由→豊島経由→男木島→女木島→高松港


48 高橋治希「SEA VINE」

ー磁器製の波が部屋を覆うー
正面の窓から見える海の波が、室内に打ち寄せてくる光景を表現した
インスタレーション。
磁器で作られた波のうねりが部屋全体に広がり、海との一体感を感じ
させてくれる。
水しぶきに当たる先端部分は、花や葉の形になっていて1枚1枚異なる
瀬戸内の風景が描かれている。
(OZmagazineより)


とにかく繊細な作品です。

3日目(男木島)55 海と空と石垣の街

2010-10-18 17:18:56 | 旅行
2010.10.10

3日目ルート
高松港→直島経由→豊島経由→男木島→女木島→高松港


55 中西中井「海と空と石垣の街」
建築家である中西ひろむと庭師の中井岳夫によるユニットが、男木の風景を
再発見するような仕掛けを展開。
この島特有の海が見える路地の両脇の石垣を海辺の大きな渓谷として見立て
8分の1サイズに縮小した小世界をつくりだす。(ガイドブックより)


観ていたら、なんだかお人形さんごっこがしたくなったのは私だけ?




3日目(男木島)46 想い出玉が集まる家

2010-10-18 17:07:32 | 旅行
2010.10.10

3日目ルート
高松港→直島経由→豊島経由→男木島→女木島→高松港


46 川島猛とドリームフレンズ「想い出玉が集まる家」
想い出玉とは、新聞や雑誌、チラシ、包装紙などによる球状のオブジェのこと。
男木島の各家庭に眠っている捨てられない手紙や日記など想い出のつまった紙を
持ち寄ってもらって「想い出玉」を住民たちと制作し、住宅の玄関や門、廊下や
壁、軒下など随所に展示を行なう。
また鑑賞者も想い出玉が制作でき、作品の一部として設置可能。
会期中「想い出玉」は次々と増殖していく展開だ。(ガイドブックより)


足の踏み場もないほど、たくさんの想い出玉がありました。




3日目(男木島)54 雨の路地

2010-10-18 16:50:32 | 旅行
2010.10.10

3日目ルート
高松港→直島経由→豊島経由→男木島→女木島→高松港


54 谷山恭子「雨の路地」
たらいやバケツなどを吊り下げて水を放ち、晴の日も雨が降る光景を実現。
かつて男木島では水が不足すると山の上の井戸まで水を汲みに行く必要が
あったエピソードに由来し、島の生活と大切な水との関係をほのめかす作品。
(ガイドブックより)

私が行ったとき、この作品から水は流れていなかった。
水は大切だから、確かに垂れ流しはいけないよな。
光景としては面白い作品である。


YouTube 雨の路地




3日目(男木島)58 路地壁画プロジェクト

2010-10-18 15:20:21 | 旅行
2010.10.10

3日目ルート
高松港→直島経由→豊島経由→男木島→女木島→高松港


58 眞壁陸二「wallalley」
島の集落の坂を登り、路地を曲がると随所に壁画が現れるサイトスペシフィックな
インスタレーション。
集落中の建物外壁を生かし、島で集めた廃材や廃船などに描いた絵を展示。
壁画を島の景色の一部にする試みだ。(ガイドブックより)


過疎化して廃れ行く景色より、このほうが明るい感じ。
壁の横を通り過ぎるとき、気分がいい。