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木下寄席 きおろしよせ

生で落語を聴く会

11/20 立川龍志「子別れ」通し

2017-11-20 23:01:13 | 2018日記
東京芸術劇場シアターウエストでの、霜月の独り看板である。
立川龍志CD発売記念 立川龍志「子別れ」通し
一 開口一番 笑福亭茶光「動物園」笑福亭鶴光師匠の弟子である。高座も慣れてきて、話し方にも余裕がある。
一 立川龍志「子別れ 上・中」前置きがあったように、ドラマチックな展開はない。でも、師匠の子別れを通しで聞きたい客が集まった。
歌舞伎もそうだが、ドラマチックな場面だけ切り取ってやるにしろ、元の噺も伝えてほしい。今日はいい機会だった。
仲入
一 立川龍志「子別れ 下」よく聞くのはこの下の部分だ。これだけで独立している感がある。

11/19 三朝三席

2017-11-20 00:14:37 | 2018日記
初演を含む三席の会です。ブックカフェで毎月一回開催している。
春風亭三朝「代書屋」滑稽な噺も合う。
     「宮戸川」色っぽい噺もこなせる。
仲入
春風亭三朝「中村仲蔵」定九郎の細かい演出が、新しい定九郎像を描いている。歌舞伎を見るような出立に、尻端折りを絞る仕草、刀を拭う所作、白塗りの口から血を流す場面。どれもゆっくり演じて見ごたえがあった。大なり小なり同じ所作を落語家はするが、歌舞伎を実際に見ていると演じ方が違うのだろう。歌舞伎を見たことはないが、いい形だろうと想像できる。