ラス確とは、オーラスでラス目でありながら着順の変わらないあがりをすることです。
ただし、自分以外の全員の着順が変わらないあがりと、そのあがりで他者の着順が変わるあがりがあります。
さて、世間ではラス確(あるいは他の順位でも着順の変わらないあがり)はあまり歓迎されない風潮があるようです。
では本当にこの「ラス確」に意味はないのでしょうか?
自分がラス確であがるときは主に二つの理由が考えられます。
1.ルール上、あがったほうがいい場合
2.単に続ける気力が無い場合(飽きた場合、最悪)
2はもうダメダメです。ただの嫌がらせです。
でも、1のように、ルール上あがった方がいい場合があります。
まず、金銭のやり取りがある場合。この場合出費を少しでも抑えるのは当然です。さらにそこでおけらになって続くゲームに参加できなくなるくらいなら、少しでも出費を減らしてもう一ゲームするほうが、取り返すチャンスもあるので良いということになります。
次に、赤いリ麻雀でご祝儀付きの場合。この場合、赤の枚数によっては着順で減る出費(というか、着順あげて増える利益)よりもご祝儀のほうが多い場合があります。まぁ、無理して上がりを逃すくらいならあがってご祝儀で少しでも現金ゲットです。
ちょっとの差で確実に着順が入れ替わるならともかく、少々無理をしなければ着順が変わらないのであれば、あがった方がいい場合が圧倒的に多いですね。
次に、金銭のやり取りが無くても、どう考えても着順が変わる要素がない場合。これはたいして点数の上積みが無くても、それ以上の無駄な失点を防ぐという意味であがった方がいい場合が多いです。
ほとんどの場合、麻雀はそれで終わりということはなく、その日のうちに続きがある、あるいは日をおいてまたの機会がある、ある程度の期間内で順位を競うなど本当の意味での「オーラス」というのは稀です。であれば、余計な失点を防ぎ、少しでも上積みを狙うのはある意味当然といえます。
つまり、
ラス確は特定の条件では「してはいけない」が、普段はむしろ「するべき」なのですね。
では、「してはいけない」ラス確とはなんでしょうか?
多くの人はここでこそ「着順が変わる可能性の無いあがり」とか「他の人の邪魔をするあがり」とか言うのでしょうが、ルールとして明記されている(らしい)雀鬼流ならともかく、他人の邪魔がどうこうというのは全く理由になっていません。
金銭のやり取りをしているなら痛むのは自分の懐なのです。なぜ他人に遠慮する必要があるのでしょうか?(ましてやそいつらは人の金をむしりとる悪鬼のごとき存在です(笑))
してはならないラス確は、考えると以下の3点です。
1.上に上がる可能性がすぐそこに見えているのに、それをしようとしないで安易にあがる。例えば一手代わりとか、リーチもしないとか、3000点しか差が無いのに役牌のみでしかけてあがるとか、そういう努力が見えない上がり。ただし、仮テンで積もってしまった場合は、あがるのも一つの手だと思います。何度も上がり牌を引けるほど世の中甘くありません。
2.イベントなど魅せることが目的、あるいはそうした対戦機会で次が見込めない、本当の意味でオーラスである場合。
これこそ周りに迷惑でしょう。ラス確に限らず着順が変わらないあがり(トップは除く(笑))は極力避けるべきでしょう。
3.次局がある、あるいは次局に行く可能性が高い場合。いわゆる親連荘が見えている場合です。振り込まなければもう一回できるならそうするべきです。理想はテンパイでちょっとでも収入があること(無理はダメ)。ハードルが下がれば違う可能性も見えてきます。
注意が必要なのはルールによる特殊性がある場合。これ、マイナス馬の場合です。順位馬と違ってマイナス馬は既定点数に届かなければ結局同じなので、ラス確上がりはある意味必然となります。
ただし、自分以外の全員の着順が変わらないあがりと、そのあがりで他者の着順が変わるあがりがあります。
さて、世間ではラス確(あるいは他の順位でも着順の変わらないあがり)はあまり歓迎されない風潮があるようです。
では本当にこの「ラス確」に意味はないのでしょうか?
自分がラス確であがるときは主に二つの理由が考えられます。
1.ルール上、あがったほうがいい場合
2.単に続ける気力が無い場合(飽きた場合、最悪)
2はもうダメダメです。ただの嫌がらせです。
でも、1のように、ルール上あがった方がいい場合があります。
まず、金銭のやり取りがある場合。この場合出費を少しでも抑えるのは当然です。さらにそこでおけらになって続くゲームに参加できなくなるくらいなら、少しでも出費を減らしてもう一ゲームするほうが、取り返すチャンスもあるので良いということになります。
次に、赤いリ麻雀でご祝儀付きの場合。この場合、赤の枚数によっては着順で減る出費(というか、着順あげて増える利益)よりもご祝儀のほうが多い場合があります。まぁ、無理して上がりを逃すくらいならあがってご祝儀で少しでも現金ゲットです。
ちょっとの差で確実に着順が入れ替わるならともかく、少々無理をしなければ着順が変わらないのであれば、あがった方がいい場合が圧倒的に多いですね。
次に、金銭のやり取りが無くても、どう考えても着順が変わる要素がない場合。これはたいして点数の上積みが無くても、それ以上の無駄な失点を防ぐという意味であがった方がいい場合が多いです。
ほとんどの場合、麻雀はそれで終わりということはなく、その日のうちに続きがある、あるいは日をおいてまたの機会がある、ある程度の期間内で順位を競うなど本当の意味での「オーラス」というのは稀です。であれば、余計な失点を防ぎ、少しでも上積みを狙うのはある意味当然といえます。
つまり、
ラス確は特定の条件では「してはいけない」が、普段はむしろ「するべき」なのですね。
では、「してはいけない」ラス確とはなんでしょうか?
多くの人はここでこそ「着順が変わる可能性の無いあがり」とか「他の人の邪魔をするあがり」とか言うのでしょうが、ルールとして明記されている(らしい)雀鬼流ならともかく、他人の邪魔がどうこうというのは全く理由になっていません。
金銭のやり取りをしているなら痛むのは自分の懐なのです。なぜ他人に遠慮する必要があるのでしょうか?(ましてやそいつらは人の金をむしりとる悪鬼のごとき存在です(笑))
してはならないラス確は、考えると以下の3点です。
1.上に上がる可能性がすぐそこに見えているのに、それをしようとしないで安易にあがる。例えば一手代わりとか、リーチもしないとか、3000点しか差が無いのに役牌のみでしかけてあがるとか、そういう努力が見えない上がり。ただし、仮テンで積もってしまった場合は、あがるのも一つの手だと思います。何度も上がり牌を引けるほど世の中甘くありません。
2.イベントなど魅せることが目的、あるいはそうした対戦機会で次が見込めない、本当の意味でオーラスである場合。
これこそ周りに迷惑でしょう。ラス確に限らず着順が変わらないあがり(トップは除く(笑))は極力避けるべきでしょう。
3.次局がある、あるいは次局に行く可能性が高い場合。いわゆる親連荘が見えている場合です。振り込まなければもう一回できるならそうするべきです。理想はテンパイでちょっとでも収入があること(無理はダメ)。ハードルが下がれば違う可能性も見えてきます。
注意が必要なのはルールによる特殊性がある場合。これ、マイナス馬の場合です。順位馬と違ってマイナス馬は既定点数に届かなければ結局同じなので、ラス確上がりはある意味必然となります。