写真の基礎を学ばないままポートレートや商品写真を学びに来る方が多くいらっしゃいます。
あまりにも甘く見ています。
どんなことでも基礎がない上には何を学んでも身にはつきません。
『写真の基礎を怠るな!』を少しずつ初心者向きに記していきますね。
写真を始めるといろんなところに被写界深度の話が記してあります。
絞りを浅くしたらピントの被写界深度が浅くなる、絞りを深くしたら奥までピントが来ます。
これって間違いではないですが本当ですか?
実際のところ少し違います。
詳しくは記しませんが開放から絞りを絞っていくと確かにあるところまでは少しずつピントが深くなりますが
ある絞りから逆にピントが甘く見えてきます。
フイルム時代もありましたがデジタルではかなり露骨に表れます。
ですので皆さんが使っているカメラはどの絞り値から逆にピントが甘くなるかを知る必要があります。
そもそも、デジタルカメラはぼかすのは得意ですがピントの奥域を作るのが難しいカメラです。
サボテンの花の写真もそこそこ絞っても背景はこのぐらいボケます。
絞りとはレンズの中を通る光の量を調整するためのもの。
F1・F1.4・F2・F2.8・F4・F5.6・F8・F11・F16・F22(数字が1つ小さくなるのが1段開けで光が2倍レンズを通ります)
これは絶対覚えてください。
ついでに記しますとデジタルカメラはフイルム時代の知識ではダメです。
なぜなら各メーカーが弱点をソフトで補っていますのでフイルム時代の常識は通用しない部分もあります。
最後に『写真の基礎を怠るな!』では写真の教科書に載ることも記しますが私が実際にデジタルカメラを使った実感を踏まえて
理論的には違うこともあるかもしれませんが私感も含め記していきたいと考えています。
そのことをご理解の上、お読みください。
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