末廣饅頭

スエヒロマンジュウ


ふっくらした厚めの皮に仕上げた生地で滑らかなこし餡を包んだ「たねや」の黒糖饅頭です。素朴なやさしい味わいです。黒糖のコクと風味を充分に味わえるようにあえて厚皮に仕上げているのでしょう。ふんわりと柔らかく美味しい菓子です。


以前にこの店の同じ菓子を使った時の記事「末廣饅頭」

赤一重木槿

アカヒトエムクゲ

花入：萩　下蕪


あかひとえ


「赤一重木槿」にしては赤色が薄いですし、大人しいとされる底紅が更に小さくて特定に迷いがありますが、他に思い当たる品種名もないのでやはり「赤一重」ということで。花入の背が高いので添えの花を選ぶのが難しく一種活けにしました。木槿は存在感があるので真の入れ方で全く問題がありません。

玉露羹

ギョクロカン



「仙太郎」の「玉露羹」です。小豆はｔ例年よりかなり少なめです。寒天部分の玉露味は濃厚です。甘みがあってしかも少し苦い感じがあります。見た目は秀逸です。


以前にこの店のこの菓子を使った時の記事「玉露羹」

白花笠木槿／青色藤袴

シロハナガサムクゲ／アオイロフジバカマ

花入：竹　一重切


しろはながさむくげ


あおいろふじばかま


２日前と同じ、花入も「青色藤袴」もそのまま使いましたが、「木槿」は花が終わってますので別の物に変えました。
「白祇園守シロギオンマモリ」に比べるとうち弁の数がかなり多いので、いわゆる「花笠」タイプの木槿です。混じりのない純白なので「白花笠」でしょう。ただしとても大きな内弁も混じってますから、「薔薇咲き」タイプと判定してもよいかもしれません。外弁の形も不揃いですから、もしかすると「白乱シロミダレ」という品種の可能性があります。

木の実のおこし焦がれキャラメル

キノミオコシコガレキャラメル



ＩＣさんからの到来品です。厳選素材の香りや食感を生かした新感覚のおはぎの名店が豊中市にあるらしい。流行に疎い私は知らなかったけど、知る人ぞ知る「森のおはぎ」の姉妹店「森のお菓子」が北新地にあって、こちらも今や超人気店なのだそうです。
そこで買えるおはぎではなくて干菓子です。カシューナッツ、黒豆、南瓜の種、クランベリー、はとむぎ、アーモンド、胡桃、ピスタチオ。大豆を焦がし飴でまとめた菓子です。酸味の効いたクランベリーが意外に柔らかく、カシューナッツの存在感が確かで、黒豆が香ばしくて、焦がし飴が歯に挟まるのが難点ですが、これはとにかく非常に美味しいです。お茶請けではなく、ウイスキーやブランデーのお供によいうことで開発されたそうです。


「森のおはぎ」のＨＰ　　http://morinoohagi.jimdo.com/