行政書士を目指すようになった理由

今日は、私が行政書士を目指すようになった理由を話します。

事情があって、いままで勤めていた会社を５月に退職し、次の仕事を考えていました。

その時に資格をとろうかなと考え、いろいろ調べていたら１１月に行政書士試験があるとの事。

時間的にも十分挑戦できると考え、法律系の資格には前から興味を持っていたので、受験勉強をはじめました。

民法第１条（基本原則）
１、私権は、公共の福祉に適合しなければならない
２、権利の行使及び義務の履行は、信義に従い誠実に行わなければならない
３、権利の濫用は、これを許さない。


今まで六法なんて読んだこともない私が、初めてあった条文です。

そして、この文章の力強さに、圧倒されました。

あの、堅い法律の中の、民法の第一条にこんな、当り前のことが書かれている。

今まで、勉強を続けてこれたのも、その時の感動があったからだと思います。


普通の市民として、生活を営み、仕事をしてきて、いろいろ起こること。

すべてとはいわないけど、そんなトラブルや悩みとか、意外に法律で解決できる。

法律を知らないがために、無駄な力を消耗し、簡単な事が複雑になっていく・・・・


学習を進めていくうちに、そう思うようになりました。

「予防法務」　・・・　ある本に行政書士の仕事について、こう書かれていました。

いわゆる争訟性のある事件、これはもう司法書士・弁護士の方にお任せするしかありません。

でも、もっと初期段階できちんとしていれば、もつれなくても済む問題がいっぱいあります。

そういった事のお役に立ちたい・・・・

自分が行政書士を目指すようになった、一番の原因です。