氣まぐれ剣士の言いたい放題
450 雑用
この世に「雑用」という用はありません。
私たちが用を雑にした時に、雑用が生まれます。
渡辺和子
渡辺和子さんは、若い頃、アメリカの修道院で研修中、
まず皿並べの仕事をまかされました。
しかし、毎日、皿並べの仕事をしているうちに、
かつてキャリアウーマンとして
バリバリ仕事をこなしていた彼女は、
あまりにも単調なその仕事に嫌気が差してきたそうです。
そこで、ある日、そういう不満を修道院長さんにもらしました。
すると修道院長さんは、こう言われたそうです。
「あなたは、一枚一枚のお皿を並べるときに、
それを使う人の幸福のために祈っていますか?」
渡辺先生は驚きました。
いままで、そういう風に考えて皿を並べたことがなかったからです。
しかし、そういうふうにまわりの人の幸せを願い祈りながらしてみると、
どんなに小さな仕事でも価値があるように思えてきたのです。
そして、自分も充実した気持ちになっていることに気づいたそうです。
そうですね。雑にするから、雑用になるのですね。頭じゃ分かっちゃいるけど、なかなか行動に移せません。
剣道でも、相手に集中すればいいものを、すぐに雑念が現れます。負けたらどうしようって。チュット格好悪いなって。負けたってどうするわけでもないのに・・・。なかなか悟りきれない氣まぐれ剣士でした。
いかがでした。
次回もお楽しみに 以上
450 雑用
この世に「雑用」という用はありません。
私たちが用を雑にした時に、雑用が生まれます。
渡辺和子
渡辺和子さんは、若い頃、アメリカの修道院で研修中、
まず皿並べの仕事をまかされました。
しかし、毎日、皿並べの仕事をしているうちに、
かつてキャリアウーマンとして
バリバリ仕事をこなしていた彼女は、
あまりにも単調なその仕事に嫌気が差してきたそうです。
そこで、ある日、そういう不満を修道院長さんにもらしました。
すると修道院長さんは、こう言われたそうです。
「あなたは、一枚一枚のお皿を並べるときに、
それを使う人の幸福のために祈っていますか?」
渡辺先生は驚きました。
いままで、そういう風に考えて皿を並べたことがなかったからです。
しかし、そういうふうにまわりの人の幸せを願い祈りながらしてみると、
どんなに小さな仕事でも価値があるように思えてきたのです。
そして、自分も充実した気持ちになっていることに気づいたそうです。
そうですね。雑にするから、雑用になるのですね。頭じゃ分かっちゃいるけど、なかなか行動に移せません。
剣道でも、相手に集中すればいいものを、すぐに雑念が現れます。負けたらどうしようって。チュット格好悪いなって。負けたってどうするわけでもないのに・・・。なかなか悟りきれない氣まぐれ剣士でした。
いかがでした。
次回もお楽しみに 以上