氣まぐれ剣士の言いたい放題

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446 風邪とお客は大事にすると早く出て行く

2007-01-11 08:14:41 | Weblog
氣まぐれ剣士の言いたい放題

446 風邪とお客は大事にすると早く出て行く


 風邪をひいて熱が出るのは、悪いことだとはないかもしれません。
 熱が体の凝り(=疲れ、エネルギーブロック)を溶かし、消してくれているんだなぁ、と思っていると、熱が去ったあとは、身体が軽くなって爽快な気分にさえなれます。

 熱でも病気の症状でも何でも、出たほうがいいから、出てくるのであって、それを薬などで抑えこむのはどうかな?って思いますね。

 感情に関しても、同様かもしれません。
 
 好ましくない感情、例えば、怒り、悲しみ、情けなさ、いらだち、憤り…なども、出てくるときは、出してあげたらいい。
 感情はエネルギーなので、抑えてため込むと、いつかは爆発してしまいますね。

 出し方のコツとして、
 わき上がる感情に対して「良い・悪い」の価値判断をせず、「あっ、いま、こんな感情が湧いているなぁ」と眺めていることをオススメします。

 ところで、こんな言葉をご存じでしょうか?
 「風邪とお客は大事にすると、早く出て行く」。

 風邪は、大事をとってじっと寝ていればよくなるのに、じっと寝ていられないから、なかなか治らない。

 お客様も、大事にていねいにもてなすと、尻が落ち着かなくなり、早く帰ってくれる。あまり、かまわないでいると、かえって居心地がよくなり、座り込んでしまう、という意味です。


 好ましくない感情も、出てきた限りは、大事にしてあげて、じっくり味わってあげると、早く消えていくようです。
 せっかく現れてきてくれたのだから、慈しんであげられたら良いですね。

いかがでした。
次回もお楽しみに
以上