氣まぐれ剣士の言いたい放題

氣まぐれ剣士が剣道その他を思うままに書いています。
一度のぞいてください。

232 今日もいい日

2005-10-23 17:00:53 | Weblog
気まぐれ剣士の言いたい放題

232 今日もいい日

 
『道の一歩一歩、人生の一日一日はそれぞれが 完成されたひとときであると同時に、 人生全体のひとつの部分となっている。 なんでもない瞬間などというものはない。 ちょうど今あなたが生きているこの瞬間は、全体であって、人生全体から切りはなされた ものではない。』

 あるオリンピック選手の話です。
 以前の私はたった1日の喜び(勝利・感動・栄冠)のために残り364日を犠牲にし、我慢の日々にしてしまったこともありました。
いえ、もっとひどかったかも知れません。
4年に1度のたった1日のために1460日(4年間)泣きたい氣持ちを抑えて、頑張ってきたことも。 まるで自分だけのオリンピックのために・・・
さらには困ったことにその自分だけのオリンピックのために周りを引きずり廻そうとしたり・・・

 すると周りの人に嫉妬や怒りが湧いてくることもありました。
「俺はこんなに頑張っているのに、なんでみんな頑張らないのだ?
 わかってくれないのだ? 協力してくれないのだ?」
「彼らは遊び呆けていて、いずれ大変な思いをするに違いない!」
などと。

 オリンピック選手は大変でしょうね。たった一日のためにあとの364日を犠牲にしなくてはならないとは。愚痴も言いたくなりますね。
 
  心を込めて行動し、十分に今を楽しみ堪能し、周りにも自然に感謝でき、結果が出せれば最高ですね。
   「深刻よりは、真剣に、 努めるだけではなくて、楽しんで」
   「力をぬいて 手を抜かず、心を込めて 念入りに」 
「楽しめば、楽しみごとが、楽しんで、楽しみ連れて、楽しんで来る」

 剣道がオリンピック種目になくてよかったですね。たった一日のためにすべてを犠牲にすることは、気まぐれ剣士には出来ません。たとえオリンピック種目であっても気まぐれ剣士が出られるわけでもないのに。勘違いをしている気まぐれ剣士でした。
 
次回もお楽しみに。
以上