kikyouya blog

前へ、前へ、とバックしていくゆる~~じゃない日常生活! ANA-SFC JAL-JGC 修行中

純情きらり 49~52回

2006-06-02 06:10:21 | 純情きらり/宮崎あおい

今週の週題、「今宵、君と踊ろう」ですが
元々、ドラマガイドにあった週題は「急な帰郷」でした。
「今宵-」の方がしっくり来ますがねえ。

桜子や笛子は手紙の差出人欄に名前しか書きませんが
達彦はちゃんと書くんですね、達彦の几帳面さが出てます。
「東京市下谷区谷中町十五番地」(区は旧字体)
上野から二駅くらいですか。
実際には音楽学校のあった上野公園にはもっと近い。
マロニエ荘がどのあたりにあるのか疑問でしたが解けました。
この頃にはすでに地下鉄があって、銀座へも行けました。

さて、かねと味噌樽の山が西園寺邸に行きますが
あのテーブルにまともに味噌の入った樽乗せると壊れまっせ。
ドイツ行きの挨拶に来たと勘違いした西園寺に対し
猛然と反論します。
でもな、前回も書いたように
「ドイツ行き=音楽家になって味噌屋を捨てる」ではないと思うが
それを軸に話が進んでいきます。

それよりかねが怒るポイントは桜子の方だと思うのですが。。。
桜子をマロニエ荘で見つけたとき、
かねの眉毛は最大78度(kikyouya推定)つり上がってました。
桜子につかみかかった
「有森を好きだから」と「将来音楽家を目指す」と言い放つ。
さらにかね爆発かと思いましたが、ここはおさまります。

いくら達彦に才能があるとはいえ、
飯の食える音楽家になるのは並大抵でない。
それに対し、桜子とひっついてしまうのはあの時代でも比較的簡単。
徳治郎でないが駆け落ちする確率の方が音楽家になるより高い。

で、拓司登場で達彦は音楽の勉強を続けられることになります。
桜子は父のことを思い出し、草笛で埴生の宿を吹きます。
本来なら
源一郎が偽の反省文を出して、反論しようとする桜子を殴って
その場を納めて嘘も方便と桜子を諭す場面を
思い出させ良いシーンと思うのですが、
家族の反対を父親が理解し、
とりあえず、ごまかして前に進もうという構図はこれで3回目。
達彦が音楽学校に行こうとしたときも
拓司はそのようなこと言ってます
もうちょっと他の表現法がないんでしょうか。

西園寺と秋山に関係があったとは面白いですね。
軍歌云々のくだりはそれなりによかったと思います。
冬吾が蹴った従軍画家の仕事を
ヤスジが受け大陸に行くことが決まります。
賞をもらった冬吾を前にヤスジの焦り。
時局やヤスジの性格を熟知してる冬吾の心配、
それでも明るく送り出してやろうとする心遣い。
よく伝わりました。

ヤスジの送別会に西園寺with松尾が来るのは
ちょっとご都合主義かなあと思いますが。
送別会のシーンはドラマガイドのあらすじにはありませんから
あとから追加されたシナリオで、それに伴う週題の変更でしょう

ハツ美に新しいお相手ができてよかったですね。
それも「追加」だったのでしょう
この時のダンスの組ですが

イケメン記者×ハツ美
ヤスジ×マリ
冬吾×八重
達彦×桜子、
薫子に手を取ってもらってましたね。いい感じ

ここまではいいんですが、

松尾×薫子

しかも、松尾の方から誘ってた(爆)

でも、ナレーションでみんな集まるのはこれが最後といってました。
もう、回想シーン以外で出ない人もいるんでしょうな。
今日からしばらく重い展開がしばらく続きそうです。