いつの間にか水道民営化法が可決してた……

先日の記事で

水道じゃ無いんだから、営利目的の駐車場が料金をいくらに設定したって、運営会社の自由でしょ！

という趣旨のことを書いたのですが

いつの間にか、水道民営化法などというものが可決されていたのですね。

今日知って。驚愕しました。

簡単に言えば、自治体が水道事業を民営化できるようになるもののようです。

詳しくはググって下さい。



これ、全然報道されてないですけど、大変なことですよ。

公営の場合は、採算がとれなくても、税金を入れて維持することが可能です。

というか、ある意味、維持する義務があります。

しかし、民営化された場合、採算がとれなくなれば撤退か値上げの二択になるわけですし

採算がとれれば良いというものでもなくなります。

民間企業の存在目的の一つは利益を出すことですから。

特に、都市部では、かなりガタが来ている水道管を更新するためにかなりのお金が必要と考えると……考えただけでも恐ろしくないですかこれ。

ちなみに、パリでは30年くらい前に一度民営化したのだけれど、あまりの値上がりに公営に戻したらしいです。



唯一の救いは、民営化「できる」ようになっただけで、全国的に民営化されることが決まったわけでは無いと言うことです。

今後の情勢を注意深く見守る必要がありそうですね。

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