うんたま森のキジムナー

アヒル汁

山羊汁や豚のソーキ汁、牛汁は
沖縄料理のお店で食べられる。
さすがに犬汁を置いている店はないが、
アヒル料理を出す店は宮古島にはない。
最近でこそ食べなくなったけれど、
以前はよく食べた。友達にアヒルを飼って
いる奴がいて、寒くなってくると
アヒル汁をよく作ってくれた

そんなに美味しいものではないけれど、みんなで鍋を
囲んで食べた味が懐かしい。アヒルの値段は、
生まれたばかりの雛で八百円くらいだったと
記憶している。農協で鳥の餌を一袋買って二千円、
三ヶ月ほど育てれば食べられる大きさになる。
友達から2匹買ってきて、育てたことがあるが、
数日育てれば親と勘違いするのか後をついて
回るようになる。三ヶ月目に食べるなんてとても
出来ない。

近所の子供がほしがったのであげると、すぐに逃げて
いなくなってしまったという。数日後、その子の
母親がアヒルのお返しにと泡盛を一本持ってきて
「大根と一緒に煮込んだら上等だったさぁ」
やっぱり食べたんだ・・・・
せめて子供には秘密にしてあげてくれと変な
お願いをしたことがある。
地元の友達にアヒルを食べたことがあるか?と
聞くと、「エーッ!食べれるのか」と
言う奴もいれば、「大好物だよ」という奴もいる。
どうやら部落によって食べるところと食べない
ところがあるようだ。

そんなに美味しいものではないけれど、寒くなって
くると鍋が恋しくなり、アヒル汁がなつかしい。

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