船員を水葬にする。2001年2月に水産高校の
練習船えひめ丸と米軍の潜水艦が衝突事故を
起こした。確か、数ヶ月後、遺族の強い希望で
日本から潜水艦救難艦ちはやが遺体の捜索を行なった。
潜水艦救難艦は災害派遣という形で無料だが、
このとき大きな役割を果たしたのが
「潜水探査船かいよう」で、探査、曳航、その
費用は6,000万ドルと言われている。
日本人の火葬による風習、習慣に理解できない
米国人は多くいただろう。
海での事故、捜索は山とは違い無料だが、
「潜水探査船かいよう」が動くとなると
かなりの費用がかかる。遺族の気持ちは痛いほど
よくわかるが、海での事故を色々見てきて、結局は
見つけなければよかったと思ったこともある。
引き上げる方がかえって遺族の心をよりいっそう
傷つけることもある。
漁師町では捜索期間を昔からの慣わしで決めている
ところもあるくらいで、
あまりこんなことを言うのはやめとこう・・・
潜水探査船かいようを引っ張り出してくるなんて、
莫大な費用と遺族の気持ち、計り知れないものを感じる。
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