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うんたま森のキジムナー

大漁旗

船には国際的に決められた信号旗がある。
A~Zまでアルファベットがあり、たとえばA旗は
「潜水中」ダイビング中は
この旗を揚げることが義務付けられている。

港で赤い旗をあげているのは「給油中」もしくは
「危険物積載」の意味がある。

このように船は旗で他船と交信することがある。

漁師があげたいのが「大漁旗」
日本ならではの習慣で、大漁をいち早く伝えるために
大漁旗を掲げる。
丘で待つ女衆に伝えたものと言われている。

今でも伊良部島の佐良浜漁港では大漁したカツオ船が大漁旗を
掲げて大きな音で音楽(演歌)を流しながら帰港してくる。
少し前までは港に戻ってもすぐに接岸せず、ぶつ切りの
カツオをばらまいた。

「オオバンマイ」「大盤振る舞い」が懐かしい。

大漁旗は自分でも注文できるが、それでは大漁旗の意味を
なさない。
大漁旗は主に四つの要素で成り立つ。
大漁を祈り(祝う文字)
船名 
旗の寄贈者 
絵柄(鶴亀・宝船・鯛・七福神・富士・鷹などなど)

前置きが長くなったが、大漁旗を贈っていただいた。
ダイビング船として使用しているが、漁船でもある。
これでも少しずつだが水揚げをあげている。
細々と漁をしているので大漁旗を上げて帰ることはないが、
正月やハーリーには大漁旗はかかせない。
平良市漁協、保険組合のみなさんありがとうございました。


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