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うんたま森のキジムナー

ヤエヤマイシガメ

今年度、宮古島の大野山林で、外来種の「ヤエヤマイシガメ」の
捕獲調査が行われた。
ヤエヤマイシガメは、八重山諸島に生息する固有の亜種。
本来は宮古島に生息していなかった。
昨年度まで市の調査は「城辺憩いの森」で実施してきた。
昨年度は3日間の調査で21匹が捕獲されている。
今年度からは、場所を大野山林に移して実施。
初日は午後からの調査だけで一気に40匹も捕獲された。
この40匹は、ほぼ山林内にある池の周辺で捕獲された。
実際には、それ以上の個体が確認されていたそうだ。

今回の調査でも実際に捕獲しようと思えばもっと獲れたが
キリのない状況であったと報告されている。
県の天然記念物に指定されている「ミヤコサワガニ」が生息する
区域内でも7月以降に捕獲数が増えており、ヤエヤマイシガメが
ミヤコサワガニを捕食している事が判明している。
今後も引き続き調査が進められるそうだ。

我が家にも大雨や台風のときにどこからかヤエヤマイシガメがやってくる。
最初は珍しかったが、今ではよく現れるようになった。
個体数が増えていっているのだろう。
元々、宮古島にはいなかった生物で、誰かが八重山から
持ち込んだことが原因である。
本来生息地の八重山諸島ではヤエヤマイシガメは絶滅危惧種となっている。
だったら捕獲して八重山に戻せばよいと思うのは間違いらしい。
八重山諸島以外のヤエヤマイシガメは、八重山諸島にとって
外来種になるそうだ。


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コメント一覧

きじむな
海側の原生林は、ゴルフ場でした。
中国人観光客のアウトレットモールができるそうです。
亀だけでなく、たくさんの生物の居場所が失われます。
ダイバー
何度か言ってますけど、自然保護や環境保全活動は本当に根気の必要な活動ですね😅 最近流行りのSDGsは環境問題以外に貧困や教育、エネルギーや平和など多岐にわたる目標が定められていて、それこそ、簡単に口で唱えるほど容易なことでは無さそうです😥
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