室戸台風で918hPa 最大風速84mと言われているが、
それよりも大きな台風が3つある。
当時アメリカの統治下にあった琉球政府だったので
日本にふくまれていない。
中でも1959年9月に発生した「サラ台風」は、
905hPaで風速53m瞬間最大風速64mと記録されて
いるが、当時宮古島測候所の風速計の最大値が
この記録になっている。
宮古島に上陸したサラ台風は宮古島の7割の住家を
吹き飛ばし、その後韓国で984人の犠牲者を
出している。
昭和34年のことなので、当時のことを覚えている
人たちも多く、サラ台風の話をよく聞かされた。
あるオジィは、午前中平良に向かって
歩いているときは良い天気で、用事を終えて帰ろうと
したときは、もう外を歩ける状態ではなかった。
と言っていた。
竜巻のような台風であったそうだ。
甚大な被害を受けた宮古島に川崎市から当時の
お金で1万ドルの寄付が送られた。
その返礼として宮古島からトラバーチンで作った
「石敢當」を送ったそうだ。
その一つが駅のバスターミナルに設置されているという。
その石敢當の前で当時を振り返った集いが
あったと新聞に載っていた。
日本最大の室戸台風を超える台風は
すべてこの宮古島を通過したデラ台風 サラ台風
コラ台風で、宮古島台風と名付けようとしたが
琉球気象台の申し入れがあり
この名前になったと言われている。
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