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うんたま森のキジムナー

お祝い

沖縄では男の子が産まれると泡盛をつけたそうだ。
成長して結婚するときに、その泡盛を振舞ったという。
女の子が産まれると家 お庭にセンダンを植え、
嫁入りのときにその木を使ってタンスを作り嫁入り道具として
持たせる風習があった。

15年〜20年で直径30センチ〜40センチほどに成長する
センダンの木は、当時の女性がお嫁に行く頃にちょうど
良い木になった。

センダンの木には毒性があり虫が入りにくいという特徴がある。
その毒性を活かして昔はトイレに葉を入れて虫を駆除していた。
センダンの実が落ちて魚が死んでしまうので池の周りには
植えないように注意が必要であったとどこかの
オジィが言っていた。

祝い事の多い沖縄で七五三の祝いというのは最近までなかった。
子供が産まれてからナフィー(名前がつけられたときの祝い)や
1歳の誕生日、その後は数え13歳に女の子場合は盛大に
お祝いをする。
数えで13になると男女とも最初に迎える干支の年で沖縄では
最初の厄年となる。
厄払いをかねて特に女の子の場合は盛大にお祝いをする。
男の子と違って女の子の場合は、次の厄が来る25歳までには
結婚をして生まれた家を去るのが普通であり、家で行う最初で
最後のお祝いであるから。

以前は毎月のようにお祝い事に呼ばれていたが、いつのまにか
気づけば祝いに呼ばれることがなくなった。
まわりとの付き合いも薄れて、それだけ年がいったということかも知れない。



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コメント一覧

きじむな
北よりの風が吹き始めました。
海水温もさがってきています。
本土からやってくると真夏のような宮古島ですが、
まわりは夏の終わりをつげています。
ダイバー
七五三などの子供の成長に伴うお祝い事は勿論、晴れの結婚でさえも披露宴抜きで二人で式だけとか、自宅の新築時の節目のお祝いなども最近はほとんど聞かなくなりました😥 会社関係のお葬式も最近は家族葬が多くなりましたし、声が掛からないというより、人と人の繋がりを避けているかの様です☹️ 半世紀前の私の場合、二人とも就職前でお金が無かったので、式も披露宴も新婚旅行も出来ないまま取り敢えず指輪を交換しただけでした😄
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