日本語は、一言であいまいな表現が出来る。
「Yes」「No」をはっきり言わないのが日本人の
悪いところだと言う人もいる。
「どっちでもいいよ」は便利な言い回し。
沖縄ではとくに、あいまいな返事が多いように思う。
「今日の飲み会にくるか?」「行ければ行くよ」
本土なら体裁良く断っていると思われるが
沖縄では、来る可能性が非常に高い。
「後から回ってくるさぁ」
(用事をすましてから来るの意)この場合は、来る
かも知れないけれど待たなくていいと受け取った
ほうがいい。
昔、沖縄には春と秋はなかったそうだ。無かったと
言えばおかしな言い方になるけれど春を
「うりずん」秋を「夏小(ナツグゥワ)」
八重山では「白夏(シィサナチィ)と言う。
夏と冬の境目があいまいで昨日は夏だったけれど、
今日は冬という日もある。
ようするに季節感に乏しい気候が、あいまいな表現に
つながっているのかも知れない。
「後から来るからよ」(行くことを来ると表現する)
私も最近、よくこの言葉を使う。行ければ行くかも
知れないし、行かないかも知れない。
使い始めると非常に便利な言葉で使い勝手がいい。
とても会社勤めの人には無理な言葉だ。
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