なんて言葉すらなかった。
そもそも「七草粥」を食べる習慣がない。
一年のウチで最も贅沢な食事をとり過ごしたので、
質素なものでも食べて健康を取り戻すためにこのような
習慣が出来たということではないだろう。
テレビのおかげなのか?まるでこの日に七草粥を食べなければ
いけないというような売り方が目にあまる。
スーパーにいけば「春の七草セット」と
パッケージに書かれたものが売られている。
沖縄は外からの文化を受け入れそしてアレンジするのが得意。
やはり出ていた「七草ジューシー」ジューシーとは
炊き込みご飯のことと説明されているが、ご飯の中に食材を
入れてチャンプルーしたものをジューシーと言う。
つまり水加減に決まりはない。ジューシーオニギリが売っているが
握れる硬さにしてあるジューシー弁当もお箸で食べられる
普通のご飯の硬さで炊いてあることから炊き込めご飯と
一般に知られるようになったのだろう。
鷹・・・?間違った!漁師仲間で鳥鍋をした後は
鳥ジューシーで〆る。これが美味しい。一般の鳥雑炊だ。
そもそも余った具材を駒切にしてご飯と一緒に炊いたのが
ジューシーの始まりだと思う。
水加減より食べる人の多さで硬さも決まったのだろう。
「七草ジューシー」おきなわならではの造語だな。
