空は青い。梅雨であるが、梅雨の中休みもある。
立標の横を船で通り過ぎると、羽根を休めていた渡り鳥の
アジサシが一斉に飛び立つ。陸では草花が青々としていて、朝は
ハイビスカスからしたたりおちるしずくは甘い蜜のように見える。
もちろんただの水で甘いわけではないが、目につくもの
すべてが新鮮に映る。沖縄はそういう時期をむかえている。
一時的な梅雨の中休みで、そう長くは持たないだろう。
梅雨明けは6月の15日頃、糸満のハーリーの鐘で梅雨が明けると
いわれている。梅雨が明ければしばらく北に上がる前線の影響を
受けて南西の風が強く吹く。夏の宮古島でダイビングを楽しみに
来られる人には嫌な風だ。西寄りの風が強く吹くとダイビング
できる場所が限られてくる。だいたい10日間くらい、西寄りの
風に悩まされる。
毎年のことだけれど、自然に逆らえるはずもなく、受け入れ
ざるおえない。梅雨明けの前にはカミナリと大雨が待っている。
待ち遠しい夏がやってくれば、次は台風の心配。
「沖縄の夏は短い」とよく言われるが、そのとおりだなぁ。
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