うんたま森のキジムナー

ツツガムシ

普段、元気に生活していた人が、ある日、
体調不良で病院に行っても原因が分からず、
体調は悪くなる一方で、そのまま元の生活が
送れなくなった。

宮古島で長く暮らしていると、身近な知り合いにも
そんなことが起こるようになった。

発熱、頭痛、筋肉痛、倦怠感が出現した後に
発疹が現れ、高熱が続く。
病院でも原因が分からずに、なんらかのウィルス性の
病気ではないかと思われていた。

ようやく最近になって、ダニによる感染症が原因であると
いうことがあきらかになってきた。
もちろん全ての症状があてはまるわけではないが、
5月頃に集中していること、そして噛まれた後が
あることなどで「ツツガムシ」というダニが原因で
あることがわかった。

報告により差はあるが、適切な抗菌投薬がなされない
場合には致死率3〜60%と命にかかわる疾患である。
適切な治療がなされれば、3日以内に解熱して回復する。
世界では年間約100万人の人が感染している可能性があり、
日本では年間400〜500例の感染が報告されているそうだ。
潜伏期間は約10日〜2週間。ツツガムシは
野原だけでなく室内にもいる。
肌を露出しないことが防ぐ第一手段であるが
なかなかそういうわけにもいかないのが現状である。

知り合いにも何人か原因不明で元の生活が
送れなくなった人がいる。
ツツガムシ病は5月に集中しているので、注意して下さい。


ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

コメント一覧

きじむな
久しぶりに晴れました。
することもなく、毎日退屈しています。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「宮古島」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事