うんたま森のキジムナー

ウエットスーツ

ウェットスーツは、私たちの作業着のような
もの、朝の8時から夕方の4時まで
ウェットスーツで過ごしている。
お客さんたちの着ているウエットスーツの
値段を聞くと、宮古島なら3着は作れる。
「どこのメーカーが良いか?」と聞かれる
こともあるが宮古島でしか作ったことが
ないのでわからない。

ウエットスーツのシェアの70%が山本化学
工業だと言われている。オリンピックでも
話題になったが、2003年、素潜りの世界記録
160mを打ち立てた女性「タニヤさん」が着て
いたことでも知られている。
トライアスロン競技のスーツは、ほとんどが
山本化学の製品だ。

私たちは、深く潜ったり、早く泳ぐ必要も
ないので、宮古島のスーツでいい。
そういえば、このあいだ、サンダルを買いに
靴屋さんに行くと「早く走れる靴」と言うのが
売られていた。左回りのトラック専用らしいが
発売した年に24万足売れたそうだ。
子供の3人に一人が買った計算になる。
漁協で、この「早く走れる靴」の話をしていたら、
やはり運動会の前に子供に買ってくれと
せがまれたと言っていた漁師仲間がいた。
「で、買ってやったのか?」と聞くと、
そんな靴を買わなくても、宮古島では昔から、
馬の糞を踏めば、足が早くなると言われて
いるので「そんな靴は必要ない」と子供に
言い聞かせたそうだ。
今どき、馬の糞を探す方が難しいと思うけど・・・・


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