コロナ前までは、夜はほとんど外食だった。
宮古島の宿泊施設の多くが一泊朝食付きで夜ご飯は付いていない。
夜はどこかの居酒屋に行く。
ほぼ一年365日が外食であった。
宮古バブルといわれるようになって、人気のお店は確かに
予約が取りにくくなっていた。
コロナがあって夜は出かけることもなくなって約3年。
久しぶりに居酒屋にでも行こうかということになって
予約の電話をすると、
「満員です」と片っ端から断られる。
いっぱいで断られるのは仕方がない。電話をとって断るのだから。
営業しているはずなのに電話に出ないところもある。
中には留守番電話のメッセージで
「忙しいので電話に出ることができません」というのもあった。
電話をしたのがまだ5時前なのに…
宮古島には当たり前だが電車は無い。
本土のお店のように回転率がほとんど無い。
ほとんどのお店がテーブル一組限りで、
夕方6時30分から9時までに集中する。
9時を過ぎればほとんどのお店は空きが出るのだが、
人気のあるお店ではラストオーダーが8時30分に
しているところもある。
今日はどこに行こうかとガイドブックを見て予約の電話を
入れてもまず予約は取れない。
もう、どこでもいいやとガイドブックの上から順番に電話を
してもどこも予約が取れない。
そんな状況で生まれた造語が「居酒屋難民」
地元の人でもそれは同じで思い立って、今日はどこかに
飲みに行こうとしても受け入れてくれるお店が無い。
旅行の日程が決まったときに夜のお店の予約を入れておく。
人気のお店では当日予約は無理だと思った方がいい。