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うんたま森のキジムナー

ギンネム

暖かくなってくると空地の雑草が勢いよく
伸びてくる。駐車場がわりにしているので、車を
停めるたびに効率よく場所をずらしたりしてはいるが、
伸びる速さにかなわない。

雑草の中でもとくに生命力たくましいやつがいる。
オジギ草に似た葉っぱが茂る中に、白い毛糸の
ポンポン玉のような花が連なっている。
道路脇、空地、野山 沖縄の至るところでみかける。

花が終わると平べったい豆のような実をつけて、これが
服やズボンに引っ付いてくる。
沖縄の子供たちはこの枯れたこの実を「引っ付き虫」
と呼んでいる。

名前は「ギンネム」
ネムの木に似て白い花がつくのが名前の由来だとか。
沖縄では「ニブイ」という。沖縄の言葉で「眠る木」。
夜になると葉をたたんで眠っているみたいだから。
沖縄では見かけない場所がないほど生息している。
敗戦により沖縄は焦土化してしまった。
そこで土壌流出を防ぐ回復手段として
ハワイからギンネムを持ち込んだそうだ。

沖縄本島・宮古・多良間・八重山もハワイ系の
ギンネムである。激戦地で知られるパラオのペリリュー島・
硫黄島も遺体の回収が追い付かず空からギンネムの種を
まいたので、ギンネムがおい茂っているという。

どうせならヒマワリにすればよかったのに・・・・


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