うんたま森のキジムナー

アナフィラキシー

潜り漁を始め出した頃、捕った魚の扱いになれる
までは痛い思いをすることがある。アイゴや
テングハギ、トガリエビスなど背びれに毒を
持っていて、誤って刺されることは珍しいこと
ではない。刺されると痛くて痛くて、ひどい時は
腕も上がらないほどだが、何度も刺されるうちに
免疫が出来るらしく、今では素手でアイゴを
さわってもチクッとする程度。

もちろん慣れない魚の毒もある。ミノカサゴや
ゴンズイなどはどこを刺されたのかわからない
ほどで、今まで一番痛かったのは
「イイジマフクロウニ」
病院に行こうかと思ったほど痛かった。
それでも数日すれば治るもの。

怖いのは「オニヒトデ」で、私も何度か刺された
ことがある。私の場合は身体が丈夫にできて
いるのか、大事にはいたっていないが、
カラカラ先生はオニヒトデに2度刺されて、
2度目は入院している。オニヒトデの毒は他の毒とは
違い、アナフィラキーショックを起こすことがある。
一度刺されると二度目の方が被害が大きい。
悪くすれば命にもかかわることがある。
オニヒトデを見つけてナイフで突き刺している
人がよくいるが、出来ればさわらないに
こしたことはない。

サンゴを食い荒らす悪い生き物と目の敵にして
いる人もおられるようで、気持ちはよく
わかるけれど、トゲに毒を持ち、その毒は
アナフィラキシーを起こす怖い毒でもある。
海の中の生物に素手で触らないのが一番
良いことかな。

     

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