本土では同年代の子供同士が遊ぶけれど、島の子供たちは、
上の子が年下の子供の面倒を見ながら遊んでいる。
ちょっとした広場があれば、それが今日の遊び場所。
サッカーボールで遊んだり、なければ空き缶や拾った木切れを
道具にして走り回って遊んでいる。このあいだ歩いていると
サッカーボールが飛んできて、おもわずよけてしまった。
「なんでぇー」と子供がボールを追いかけていった。
乳母車を押して歩いているオバァでも蹴り返しているくらいなのに。
どうして受け止めてやれなかったのだろう。
道路に転がっていったボールを夢中で追いかけて車にでも
ひかれたら大変だ。この近所も道路が整備されてきて、子供たちの
遊び場のすぐ横は車が走っている。この近所を走る車は、いつ
子供が飛び出してきてもすぐに止まれるくらいの
ノロノロ運転だけれど、最近はレンタカーが迷い込んでくる
こともある。レンタカーも住宅街の道ではゆっくりと走らせて
いるが、本土の感覚と島のスピードは違う。むかえに住むオジィの
車は自転車に追い抜かれるくらいで歩くより少し早いかなぁ～と
言うくらいのスピード。
こんな車が前を歩いていたなら、イライラするかも知れないが、
住宅街では追い越し禁止！子供たちが飛び出してくることもある
ので注意してください。
