うんたま森のキジムナー

彼岸

春分・秋分の日を挟んで、前後3日間、計7日間が
彼岸とされている。昔から「暑さ寒さも彼岸まで」
というが、季節感の乏しい沖縄にきてから
実感するようになった。

亜熱帯の宮古島で寒さを厳しく感じるのが
12月半ばから最も寒い2月。
その後三寒四温を繰り返し、寒さが終わるのが春分の日。
太陽が真東から上がって、真西に沈む日である。
春分の日は待ちに待った気持ちになる。

もう一つの彼岸が秋分の日で、厳しい暑さの終わる日。
同じように太陽が真東からあがり、真西に沈む。
まるで見えるものすべてが季節の変わり目を
伝えてくれているようで、さみしく感じやすい。

春分の日は気持ちが東を向いて、秋分の日は気分が
西向き。沖縄では、この西の遥か先に
「ニライカナイ」があるといわれている。
本土では墓参りの習慣があるが、ここ沖縄では
彼岸に墓参りをする習慣はない。

寒さが厳しく感じるのはまだ先で、もう一度、
夏がやってくる。
秋の彼岸が来ると、何かをやり終えたというより、
何かが一つ終わったような感が
年々強く感じるようになった。

船の上で本を読んでいても、本より外の景色を
眺める時間が多くなっているような気がする。。




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コメント一覧

kijimuna
定年後にダイビングを始められる方も増えています。子育てを終えて、スポーツクラブでダイビングを始めるオバチャンの方が多いような気がします。これからですよ!
ダイバー
求められて仕事を続けられる幸せをつくづく感じている☺ 先輩や同僚、一部の後輩たちも定年で早々と仕事を離れていった😓 達成感と一抹の寂しさと、糾える縄のように複雑な思いが繰り返し去来してやまない。そんな感傷に浸る時期もそろそろ近づいてきている🎉
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