うんたま森のキジムナー

警察官

沖縄では、まだ、飲酒運転で検挙される人が
後を絶たない。以前は当たり前のように
漁協から帰りの漁師仲間が酒を飲んで車に
乗って我が家に遊びにきていたが、そういう
ようなことはなくなった。
飲んだときは車を置いて帰る。

このあいだ、飲酒運転をしていた老女(オバァ)が
公務執行妨害で検挙された。飲酒運転をしていた
ところを検問で捕まったそうだ。それだけなら、
酒気帯び運転ですんだものを、なんと警察官に
平手打ちをくらわし軽傷をおわせたらしい。
本土の人がこんな事件を聞けば理解できない
だろうが小さな島なので、警察官といえど顔見知りが
多く、地元出身の警察官などは、さぞかし
仕事がやりづらいだろう。

私も以前にオバァを車に乗せていたときに、
朝の検問にひかっかったことがある。
うっかりシートベルトを閉め忘れて
警察官に違反キップをきられそうになったとき、
突然、後部座席からオバァが
「余計なことをするな!」の一言で見逃して
もらった。「今の奴(警官)は、子供の頃、
寝ションベンタレだったさぁ」
どうやらオバァが子守をしていたことがあったらしい。

このあいだ免許の更新に行ったときに、
「検問や取締の情報を電話で聞くのをやめて
ください」と担当の警察官がお願いしていた。
小さな島では警察官もやりづらいだろうなぁ。


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