うんたま森のキジムナー

雑煮

日中晴れれば、半そでで過ごせる沖縄。
本土から遊びに来られた人にとって、
亜熱帯気候は、正月という雰囲気がしない。

少しでも正月気分を味わってもらおうと、毎年、
元旦の朝は雑煮を作る。

バンドエイドもすき焼きも、ソースに至るまで、
各地域で大きな違いがある。
正月の縁起ものだからこだわりを持つ方も少なくない。

関東では、すまし仕立てで、具材は鶏肉・小松菜・
シイタケ・ニンジン。

シンプルだが、もち菜と四角いモチにこだわる愛知県。

関西もすまし仕立てで、ダイコン・ニンジン・カマボコ。

京都・奈良はみそ仕立て。ブリにこだわる福岡と富山県。

北海道はシャケにイクラ。

広島では、カキがポイント。

共通するのはモチが入ることで、そのモチも四角・丸に
こだわる人もいる。

毎年、毎年、雑煮談義で始まる元旦の朝。
カラカラではすまし仕立てで、
ダイコン・ニンジン・干し椎茸、三つ葉にモチ。

どうしてもこだわるのなら、味噌を入れるなり
トッピングは、ご自由に。


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