うんたま森のキジムナー

サトウキビ

製糖期まっさかり。
今年は雨が多くぬかるんだ畑では
ハーベスター(機械狩り)が動けない。
サトウキビの搬入に影響が出ているそうだ。

今年のサトウキビの価格が決まった。
一般の人があまり知らないサトウキビの価格。
1トン当たり農家の手取り額2万1745円。

農家へのサトウキビ代金は、
国の交付金と製糖工場が農家に直接支払う原料代金で
構成されている。

昨年1月に決まっている国の交付金は、1万6420円。
基準糖度帯というのがあって(13.1~14.3度)であれば
一律に交付される。
この糖度を下回ると0.1度ごとに100円減額され、
逆に上回ると0.1度ごとに100円の増額となる。
基準糖度を上回る15度になると2万2951円、16度なら2万4339円。
基準糖度との差額は2.594円にも及ぶ。

基準糖度の13.7度の場合。
国からの交付金が16.420円+原料(サトウキビ)代金5.325円で
合計2万1745円。
実際のサトウキビの値段より国からの交付金が3倍以上。

ブリックスと呼んでいるのが糖度のこと。
サトウキビは、それほど甘くない。
甘いものが乏しかった時代では、
それは甘く感じたものだろう。

たとえばフルーツトマトで有名な岡山の桃太郎というトマトは
糖度が13度~14度もあるそうだ。
サトウキビの基準糖度とほぼ同じ甘さ。
そして沖縄のサトウキビから白糖はできない。
沖縄のサトウキビから作られるのは、あくまでも黒糖である。
これが沖縄のサトウキビ・・・


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